‘展覧会’ カテゴリーのアーカイブ

マカオデザインアワード2025展覧会

2026 年 7 月 27 日 月曜日


マカオデザイナーズ協会主催「マカオデザインアワード展覧会」のコーディネートをしています。

マカオデザインアワード展覧会
2026年7月30日(木)-8月10日(火)
11:00-20:00(最終日~17:00)
@ギャラリー大和田

〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21
渋谷区文化総合センター大和田2F
グーグルmap
https://shibu-cul.jp/access

マカオデザイナーズ協会主催の国際デザインコンペの入選作を中心に展示します。

*講演会
中村至男さん。
多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科の教授
7月29日(水)15:00~ 1時間半ほど
大和田2階研修室にて_参加費無料(当日参加可)

*レセプション
7月29日(水)17:30~ ギャラリーにて。

*懇親会
7月29日(水)18:30~ 20:30
ベルマーレカフェ_渋谷区文化総合センター大和田1F
無料でご参加出来ます(4,500円のイタリアンバイキングと飲み放題)

2年前に大崎のギャラリーで初めて見たマカオデザイナーズ協会のデザインアワードの展覧会。

国際コンペとして開催され受賞した作品。
そして、マカオのデザイナーが創作するデザインがめちゃくちゃ大人っぽくクールで、
そんな感動を伝えたら、今回都内での展覧会のコーディネートを仰せつかりました。

前回以上に色んな制約がある中、
今回渋谷区の施設でやるのがいいだろうと、関係各所を駆け回り、なんとか実現。

29日にはレセプションの懇親会がありますが、
アジア圏でのイラストレーションやデザインの仕事を進めたいと考えている方はぜひ!
暑気払いをしながら、クリエイティブなお話をしましょう!

184ヶ月め_8月15日「台湾-猪苗代 山岳音楽会」開催

2026 年 7 月 8 日 水曜日


今日は2011年3月11日から5,601日
800週と1日
15年4ヶ月
184回めの11日です。

2026年8月15日に、福島県の猪苗代にある「はじまりの美術館」で音楽会を開催します。

ボクは日本各地で音楽のイベントやワークショップや展覧会を創ってきましたが、
東日本大震災発災後の東北で音楽イベントを開催するのは初めて。

ボクには福島に、東北に、届けたい唄があるんだけど、
それを届けるために必要なことを重ねていったら15年経ってしまいました。

15年経ってしまったけれど、自分の思いをぶん回すことなく、主役はここに集まる全ての人と考え、
緩やかだけど、熱い時間を創ります。

*エリ・リャオが歌うハルカストリングス「常磐炭坑節」
https://youtu.be/Tb8s1fMlLek?si=dkOGKdVH1bDLsHfj
福島のみなさんに聞いて聞いてもらわねばっ!


唄とお話しで綴る音楽旅 

台湾-猪苗代山岳音楽会
2026年8月15日(土)
17:00〜19:30に磐梯山の花火が上がるまで。
■出演

・エリ・リャオ
・ファルコン
・小池アミイゴ

 

■料金
・大人 3,000円(別途 展覧会観覧料800円
 ※お得な年間パスポート1,500円もございます。)
・高校生以下 1,000円
・未就学児 無料 泣き放題

■定員 30名(要予約)

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*同時開催:
 小池アミイゴのギャラリートークと絵本読み語り

2026年8月15日(土)16:00〜17:00(展覧会観覧料のみで参加可能)

展示中の作品についての質問に答えたり、
発刊から10年の絵本「とうだい」や、日本絵本賞受賞の「はるのひ」など、
福島をはじめ東北の風景をモチーフとした作品を読み語ります。
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主催:小池アミイゴ、社会福祉法人安積愛育園はじまりの美術館
企画:小池アミイゴ
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■出演者紹介


エリ・リャオ Eri Liao(唄)
台湾の原住民族タイヤル族であり、小池アミイゴが「宇多田ヒカルかエリ・リャオだろ!」と推しまくる凄いシンガー。
幼少の頃に台湾から日本へ。東京大学からアメリカのコロンビア大学と遊学する過程でJAZZを歌うことを始めます。
日本に帰ると、国境もジャンル飛び越えた唄、台湾、沖縄、日本、欧米などなど、ポップスから民謡まで、自身のアイデンティティを探るように歌い、その活動の幅を広げています。
今回、彼女が「ハルカストリングス」のシンガーとして録音した「常磐炭坑節」が凄すぎて、「これは福島に届けなくちゃ!」と、はじまりの美術館にお呼びすることにしました。
ファルコン Falcon (guitar)
アコースティックギターの素朴な響きから、エフェクトを駆使した幻想的なサウンドスケープまでを自在に行き来するギタリスト・作曲家。自然や風景をテーマにした楽曲制作、音が風景を映し出すような繊細なアンサンブル、そして即興性を重視した柔軟なスタイルが特徴。
ソロ活動では、オープンチューニングを活かしたオリジナル曲でギターの可能性を追求したアルバム『美しき様々の夢』をリリース。その延長として、自身が作詞・作曲・弦編曲を手がける室内楽プロジェクト「ハルカストリングス」を始動。シンガーのEri Liao、そして飛鳥ストリングス(マレー飛鳥、吉田篤貴、西谷牧人)を迎え、多言語の歌と弦楽器が織りなすフォークロアな世界観を表現したアルバム『風の中の夢』を発表している。
活動の幅は広く、多様なジャンルのミュージシャンとのセッションにとどまらず、民謡、朗読、ダンスといった他ジャンルの表現とも深く関わる。舞台作品では、越後妻有大地の芸術祭「Fil de Cocon〜夏の夜をつむぐ糸」、KAAT神奈川芸術劇場「銀河鉄道の夜」、日生劇場「ひなたと月の姫」に音楽で参加。さらに、Eri Liao+残歌での韓国・台湾ツアー、花鳥風月(カルメン・マキ、佐藤正治とのトリオ)での上海公演、KOKIA中国ツアーなど、アジア各地での公演にも多数参加し、国内外でジャンルを越えた幅広い音楽活動を展開している。
小池アミイゴ
昨年群馬の前橋のフリッツアートセンターでエリ・リャオ&ファルコンと披露した、唄にまつわる絵本の原作「うたうーさん」を再現上演します。観覧される方は心のヤケドに注意です。
※イベントに参加ご希望の方
電話( 0242-62-3454 )またはメール( otoiawase@hajimari-ac.com )にてはじまりの美術館までお申し込みください。
・メールの場合
1、お名前(よみがな)
2、メールアドレス
3、携帯電話番号(当日連絡先)
4、参加される方の人数(お子様が参加される際は、年齢をご記入ください。)
5、参加希望のイベント日時とイベント名
6、お住まいの都道府県
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
※申し込み時にご記入いただいた個人情報はイベント実施のために使用し、それ以外の目的で使用することはありません。

*小池アミイゴの飯館村スケッチとエリ・リャオが歌うハルカストリングスの「美しき様々の夢」
https://youtu.be/6M5KravBN4w?si=lzzm_U7dl1LkUtPh

 

*小池アミイゴiPhone撮影編集の「夢は止み 過ぎゆく 春のかけら 」のMV
https://youtu.be/HGDDPFEMFcQ
 
◯はじまりの美術館で開催中の展覧会
「コトコトジャーニー」
2026年4月25日(土)〜8月31日(月)
※火曜休館
※8月11日(火)は祝日のため開館、8月12日(水)は振替休館
開館時間:10:00〜18:00
出展作家:
小池アミイゴ、齋藤勝利、高橋彩子、西澤彰、横溝さやか、若木くるみ
主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館

 

観覧料:一般800 円、高校生以下無料、
障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方(1名まで) 無料
※お得な年間パスポートは1500円で販売

はじまりの美術館
〒969-3122福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
TEL_ 0242-62-3454(火曜休館)
E-mail_ otoiawase@hajimari-ac.com
 http://www.hajimari-ac.com/
アクセス:
猪苗代駅より徒歩25分、タクシーで5分。
JR猪苗代駅前の観光案内所にてレンタサイクル「いなちゃり」貸し出し中。
猪苗代磐梯高原ICより車で一般道12分。
駐車場は美術館西側に15台。手打ちそば「しおや蔵」共用。
バス_JR猪苗代駅バス乗り場より、裏磐梯方面行きまたは中ノ沢方面行きの会津バスに乗車
→「バスセンター」下車(徒歩3分)。
はじまりの美術館にはじめてお越しいただく方は、こちらもご覧ください
https://hajimari-ac.com/news/detail/13327/

183ヶ月め_福島_群馬_東京でのワークショップ

2026 年 6 月 11 日 木曜日


今日は2011年3月11日から5,571日
795週6日
15年3ヶ月
183回めの11日です。

ここ1ヶ月は多くの方と一緒に絵を描きました。

5月16日は群馬の前橋の「敷島。本の森」でのスケッチーワークショップ。

前橋市と行う子どもアートプロジェクトを進める上で、ちょっとでも賛同してくれる仲間がみつかればいいなと願いつつ、
そもそも前橋のみなさんはどんな色を持っているのか?という興味の元、オープンな語らいと表現の場作りをしました。

どんな進め方をしたかは、テキストにしちゃうと野暮になるので割愛しますが、1人ひとりのマインドを揉みほぐし、1人ひとりの「その人らしさ」を手がかりに描かれた絵はみんな美しかったです。


ひとり何枚も描く小学1年生がいましたが、
最初強い色彩で描いていたのを、後から白い絵の具で修正した絵が、まさに前橋の色!

強い日差しと強い北風の土地で、ハレーションを起こしたような色彩。
それをこんなにもポジティブなものだと思わせてくれるなんて…

ボクのアートセッションは、
人になにか与えるでなく、共に気づき、学ぶ場なんだと思います。

そして、ボクは子どもからも多くを学ぶのです。

こんな1日の中で、自分も自分で「すきだな」と思える絵が描けたのもうれしい。

今後前橋市で何をやれば良いのか、かなり解像度の上がったセッションとなりました。
やること多すぎでみなさんの写真撮ってる暇なかったが。


何より、
この余白だらけの「敷島。本の森」という企画の素晴らしさ!

地域作りは足し算より引き算が重要なんだと実感しました。

5月23日は今「トコトコジャーニー」という企画展に参加している、福島の猪苗代のはじまりの美術館で「まえばしスケッチワークショップ」

おもいがけず多くの参加をいただき、
「じゃあみんなが求めているものはなんだろう?」なんて興味からセッションを始めたら、
街を歩くより、1人ひとりが気持ち良いと思える絵を描くことに終始。


子どもからシルバー世代まで、福島の会津地方を中心に他県など遠くからの参加者も多かったセッションでは、やはり多様性のある絵に出会うことが出来ました。

そしてやはり、会津の方は会津の色をもっているなあ〜と。

今回もやること多くて個別に写真を撮る暇なかったが、、
ともかく、光あふれる場所会津、そこから人がえるものの豊かさを感じたセッション。

震災から15年めの初夏、さらに福島から学ぶことは増えているなあ〜。

穏やかにセッションを終えた後、
はじまりの美術館のボクの絵が展示されているスペースでは、参加者の男の子が思いっきりくつろぐ姿。

「美術館でくつろぐ」
こんな風景に出会えるのもまた、震災と原発事故を受け「人間にとって必要なことはなんだろう?」と考え続けた福島の人たちの知恵の姿なんだと思います。

障がいを持つ人の表現に対してのリスペクトを、人間同士の当たり前に更新させている場所で、ボクは障がいを持つ作家さんと対等にみなされ、この場所に絵を展示し豊かな時間を得た。

2011年3月11日の夜の暗闇の中でぼんやり思い描いた風景が、ここで実現している。

初めて会津に来たのが2016年3月。
まだまだ緊迫した気持ちのままでいたボクは、凍てつくようにそこに立つ磐梯山を見て、凍てつくような色で描いた。

あれから10年、ボクは優しい色彩の磐梯山を見ることが出来ている。

次の日ははじまりの美術館の学芸員さんに案内していただき田んぼ見学。


農業法人を起こしたグループが、猪苗代一帯の田植え代行を行っていました。

ともかく広い田んぼに対し、大型の田植え機でテキパキと植えられる苗。
超高齢化の米作りの現実に対し、若い人たちの発想と行動力、なにより米に対する思いに出会えたこと。
これは絵でお返してしてゆかねばです。

そして帰りがけに見た猪苗代湖の穏やかな水面。

人はどう生きるべきなのか。
山を見て、水を見て、雪に覆われた冬に熟考し、雪溶けと共に動き出す。
そんな会津の知恵に触れた時間でした。

はじまりの美術館での「コトコトジャーニー」は8月31日まで。
会期中もう一度なにか出来たらいいな。

5月31日には、青山のSHOZO COFFEE TOKYO で絵の部活が、
「美しいってなんだろう?」というテーマの元始まりました。


始まったと言いつつ、実は応募者がちょっと多くて、2部に分けた簡易版の体験会。

なんだけど、人の表現に向き合うことを2セット連続でやると、ドカンと疲れ…
家に戻ったら寝倒れました。

にしても、土曜か日曜の朝9時からのセッション。
新鮮だったなあ〜。


この日もまったく写真を撮影する余裕なく、、
しかし、コーヒーの香りのする美しく整った場所での小さなセッションの可能性はとても大きく。

まずは半年間、向き合う1人ひとりに対するリスペクトを基本に、できる限りオープンな会話の元、美しいとはどんなことか?
「美しい」に関しては、ひとつSHOZOが答えを出してくれているので、では1人ひとりの創造の矢印をどこに向け、何を見て、何を捉え、どんなアウトプットするのか。
みんなと探ってゆけたらです。

6月6日は群馬の前橋の敷島の新しい場所。JINS PARK で、県内の福祉施設が集まったマルシェで「なにかやって」と。
会場にフィットするワークショップとして「ぬり絵似顔絵」をやりました。

ボクが似顔絵を描き、描かれた人が自分で色を塗るワークショップ。

だけど、希望される方はボクが色を塗っちゃいます。

で、何十人描いただろうか。
この日はほぼ写真を撮れたのだけど、一部ご紹介。

自分んで色を塗った子どもたち、
やはり群馬らしい色彩を持っていると実感しました。

この「その土地らしさ」は、AIの時代に生きる上でとても重要な資質になると考えます。

こうやって心の蓋を開けるお手伝いをする限り、子どもたちは素晴らしい表現を見せてくれる。

ただ、
ボクの故郷群馬、「それ」をあとちょっとだけ更新させたら、子どもたちの可能性をもっと広げられるはず。
という「それ」の課題も感じたセッションでした。


「それ」を今ここで言語化して伝えても何も変わらず。
今後前橋市で重ねてゆく子どもたちとのアートプロジェクトで、まずは目に見えるものを作り、共感を広げた上でl、確かな言語化に繋げるようやってみます。

だって、この子どもたちの色を見せられたら、大人だって我慢できないぜ!

ところで、
JINS PARKでは、2月14日に道の駅まえばし赤城のQuで開催したワークショップで生まれた10メートルの絵を展示してもらいました。(6月15日くらいまで展示予定)


自分のワークショップ史上最高にHipな絵。

群馬の可能性、これ見たら実感出来るはず。

ということで、秋には国際芸術祭が投下される前橋で、自分の役割は地面から生えてくるようなものをしっかりと育ててゆくことだぜ。

で、6月7日は現在の地元、渋谷区富ヶ谷上原エリアの子どもたちを対象としてスケッチ教室。
渋谷区の組織である青少年対策上原地区委員会(物々しい名称だけど、地域の子供好きのおっちゃんおばちゃんの組織だね)主催で、やはり渋谷区が進めているフランスのパリの「隣人祭」を真似たイベント「おとなりサンデー」の時間を使って、地域の学校や町会も連携し開催しました。

スケッチ会の募集はA4白黒のフライヤーを学校で配布。
定員40名が秒でいっぱいになる、このエリアならではのコンテンツに育っています。

2時間のセッションでキラキラした絵が150点くらい生まれ、その中から選んだ絵をデーター化し、最近では子どもたちのプライバシーを守ろうというバナーに落とし込んだりして、地域に還元する仕組みを構築しています。

「〇〇禁止!」と叫ぶでなく「〇〇を愛そう」というメッセージを、子どもたちと発信する感じ。

それにしたって、このエリアの子どもたちのアウトプットするものの素晴らしさ!


多様な職種の方が暮らすエリアで、子どもたちは小さな時から美しいものに触れている。

だけだと、こうしたアウトプットにはつながらない。


日常の親子での会話はもちろん、学校や地域でどんな言葉が交わされているか。
それがちゃんと子どもファーストの上で、責任ある言葉の交換になっているか。


子どもたちが絵を描く姿を俯瞰的に見ていると、
子どもたちが表現することに対し、親御さんや地域の人みなさんとても良い立ち位置を選んで見守っているのがわかる。


「子どもたちの幸せ」ということを考えると、ひとつ理想的な風景が自分の暮らす街にはあるなあと。

それがどういうことかも、ここで急いで語ってしまわずにおくけれど、
それは地政学的違いだったり経済的な格差などに関わらず実現できることなので、
まずは前橋で実践できるよう、確かな仲間を見つけ、力を合わせ実現させてゆこうと思います。

その実現に近道は無いので、ともかく地道に。
震災から15年で福島が出来たこと、自分が暮らす街で時間をかけて醸成させたもの、先例はボクの体に染み込んでいるので、なんとか。

最後にちょっと。

新学年が始まった4月から、朝のちょっとした時間、不登校を選んでいる子どもたちが学校内で一旦いられる部屋に行って、小さなセッションを行なっています。

これもまた丁寧な積み重ねの上で言語化しなければなんだけど、絵を描く者として、ものすごく学びの多い時間になってるんよ。

人の弱さ儚さを愛でるような語り合い、
安易な映えの対極にある静かな時。

絵を描くことを生業としてきた自分が、これからどんな表現をするべきなのか、
目的は子どもたちの幸せであるけれど、自分も一緒に成長してゆけたらいいなと願っています。

182ヶ月め

2026 年 5 月 11 日 月曜日


今日は2011年3月11日から5,540日
791週3日
15年2ヶ月
182回目の11日です。

写真は今日の群馬の前橋の敷島。
昨年も同じ時期に、それはそれは美しい光の風景に出会えた場所です。

昨日、5月10日は群馬のみどり市の山間の東町エリアの花輪で開催していた、みんなで花輪の街を歩いてスケッチして気持ち良い色で塗るワークショップで生まれた絵の展覧会「はなもも展」最終日として、旧花輪小学校記念館のギャラリースペースで、ワークショップに参加してくれたみなさんとお話ししたり、似顔絵間バッチを作ったりしていました。

地元で生まれ育って土木の仕事を通しみどり市に貢献されてこられたおやっさんがすごい絵を描いたワークショップ。
今回のおやっさんが来てくれて、色々差し入れてくれて、「花輪をもっと盛り上げるには」というテーマでわちゃわちゃ語り合って深夜まで強烈オヤジ呑み。

その土地をどうしたらいいのか、その答えはその土地の人の心の中にちゃんと埋まっている。
震災後の東北のあちこちでやってきたこと、気がついたことが、今故郷群馬で生かすチャンスを得ていること、とてもありがたく思います。

にしても、その土地で生きてきた方が素直にアウトプットした表現に敵わないなあ〜。
そして、なんだよ?この少年のような表情は。。

こんな表現が日本中で当たり前になった上で、自分のようなものがプロとしてやるべき仕事を見極め形にする。
ちょっと遠回りだけど、これからも焦ることなく実現してゆきたい社会のあり方、そして自分の仕事のあり方です。

諸岡のおやっさん、そしてこの日この場所でご一緒してくれたみなさん、
みなさんの心の中に埋まっている「こんな生き方をしたい」「こんな場所で行きたい」という答えを出し合い、みんなが共有出来る価値を言葉にしてゆけたら、きっと花輪という場所は「花輪ならでは」という価値において日本のトップランナーになると思うんよ。

そんなことが出来るよう、自分は自分がやってきたことを駆使し尽力してゆきますんで、これからもよろしくお願いします!

そして今日は冒頭の写真を撮影した前橋で、今後の企画ワルダクミ会議と街のフイールドワークを自転車と徒歩で。
アートを起爆剤としたまちなかの再開発が注目される「まえばし」という場所ですが、この季節車で5分も走れば美しい光が溢れる爽やかな風景に出会えます。

こうしたことがどれだけすごいことなのか?
長い時間かかってしまったけど、やっと気がつくことの出来たボクは、以前よりちょっとだけ解像度高く街を見ることが出来るようになっているはずです。
そうすると、街を歩くことがほんとに楽しくなる。

この楽しい感覚を、アートや芸術、絵やデザインといわれるものを手段とし、前橋に暮らす人たちにシェアし、叶うなら前橋に暮らす人たちの「幸せ」を更新させたい。

なんだけど、
今回みどり市の花輪と前橋と2DAYSでフィールドワークしてみると、人口が少なく不便と言われる花輪の方が、そこに暮らす人が確かな言葉で地域の魅力を語れているなと気が付きます。


もちろん、みどり市の山間のエリアのひとつの集落というサイズの花輪と、昔からの市街地に加えいくつもの町村が合併した前橋市を比べての話なので、前橋の多様性を誰もが共有出来る端的な言葉で語るのは難しいことです。

それでも明日に向かって進むための推進力にあなるような言葉は見つからないものか?と、昨年の夏から市の職員のチームと重ねてきたセッションと、そこから浮上した前橋の魅力を語る「やさしい余白」という曖昧な言葉を足場に、今日も同チームとブレインストーミング。
行政でこれだけ砕けたワードが浮上するミーティングは無いだろう!というセッションを行いました。

で、こうしたセッションで大切なのは、どれだけ『ひっくり返しても良いちゃぶ台みたいな言葉』を出し合えるかってこと。

思わず苦笑してしまうような突拍子も無い言葉に対し、危機感を伴った飛躍みたいな対案が出される。
そんな飛躍を振り戻そうとする言葉が投げられるも、「普通」や「無難」をひっくり返すちゃぶ台がぶん投げられる。
そこで生まれる変な笑いの隙間から突如ポンと体に響く言葉は浮上する。

良い言葉に良い言葉を掛け合わせてゆくようなことやっていると、途中で何も無くなっちゃうこと多いです。
なので、あえてひっくり返しても良い言葉を交換するようなミーティングのあり方は、これからもっと重要になるはず。

まあ、こうしたミーティングのことを人は「雑談」と呼ぶのだけどね、、

「雑」なるものの身体性や免疫力が救うものは少なくないです。

というわけで、雑なるものからフィジカルに響くシンプルな言葉を導き出せた今回。
この言葉を関わるみんなで共有し、今後出会う人たちに埋まっている答えを引き出し、より強くしなやかな言葉で語れる前橋に出会えるよう、引き続きみなさんよろしくお願いいたします。

 

 

181ヶ月め_はじまりの美術館で

2026 年 4 月 11 日 土曜日


今日は2011年3月11日から5,510日
787週と1日
15年1ヶ月
181回めの11日です。

「あれから15年」が語られていた今年の3月。
福島の会津地方、猪苗代の「はじまりの美術館」より『旅』にまつわる展覧会への参加のオファーを頂きました。

はじまりの美術館は、主に知的にハンディを持つ人たちの支援をされてこられら安積愛育園が母体となり、2014年に開館した美術館です。

2011年以降東北を巡るフィールドワークをつ続けてきたボクは、ある頃から、少なからずの方に「はじまりの美術館に行ってみてください」と言われるようになり、しかしなかなかタイミングが合わず、昨年初めてうかがうことが出来た場所です。

そんな浅い縁のボクを誘ってくれた今回の企画は、障がいや健常に関係なく「この人の旅が面白い」という直感で選ばれたようなラインナップ。
ここに名前を連ねさせていただくこと、うれしいなあ〜〜。

が!作品ピックアップが4月10日。設営が今日11日!!

旅にまつわる作品や素材は、そりゃたくさんありますよ。
だけど、それをまとめあげて見せられるのか!?
いや、まとめることは無理だろう…

ということで、
結果、どうしようもなく自分らしい、目的を決めず列車に飛び乗るような展示になりそうです。

いや、頑張ります!

コトコトジャーニー

2026年4月25日 – 2026年8月31日

※火曜休館
※5/5(火)・8/11(火)は祝日のため開館、5/7(木)・8/12は振替休館

開館時間:10:00〜18:00

はじまりの美術館
〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873

観覧料:
一般800 円、高校生以下無料、
障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方(1名まで) 無料
※お得な年間パスポートは1500円で販売

出展作家:
小池アミイゴ、齋藤勝利、高橋彩子、西澤彰、横溝さやか、若木くるみ

主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
協力:嬉々‼︎CREATIVE、社会福祉法人館邑会 陽光園、福島県立博物館、最上町中央公民館
後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ(申請中含む)

・小池アミイゴのスケッチ散歩ワークショップ

2026年5月23日(土)13:30〜15:30
参加費:1,500円(高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方 500円)
定員:10名 ※要予約
出展作家・小池アミイゴさんと猪苗代の町をのんびり歩きながら、心に留まった景色をスケッチします。
「絵を描くのは久しぶり」「ちょっと苦手かも…」という方にこそ、体験してほしい時間です。ぜひご参加ください!


1ヶ月前はこんな天気だったが、
今はどうだろう?
5月はどんなだろうか?
8月は?
いなわしろ。

みどりのはなわ「ハナモモ展」

2026 年 2 月 28 日 土曜日


みどりのはなわ「ハナモモ展」
2026年4月7日(火)〜5月10日(日)
旧花輪小学校記念館1F展示室

開館時間_10:00~16:00
入館料・一般_200円
・小中学生_50円(未就学児_無料)

〒376-0307 群馬県みどり市東町花輪191番地
電話:0277-97-2622

問い合わせ
みどり市地域創生課 広報シティプロモーション係
・E-mail:chiiki-s@city.midori.gunma.jp
・TEL:0277-46-9067


群馬県みどり市の山間の町、あずま町を舞台に、地域の小学生とのアートセッションや、一般から公募した参加者とのワークショップで生まれた作品を使った展覧会を、2001年に閉校となった旧花輪小学校の校舎の一室で開催します。

アートは『西の空から降ってくる何か素敵なもの』だけではなく、
その土地で地道な暮らしを実践してきた人から自然んと滲み出るものだったり、
そもそも人が生きることこそアートと言えてしまえそうな今。

日本のどこに暮らしていても、アート的発想を持って生きることは幸せなことだよ〜と、
より地面に近いところに視線を置き、『誰もがアーティスト』的発想で実践しているセッションと展覧会です。

4月4日は、この展覧会に向けてのワークショップ。
美しい花輪の里を歩いて、今が盛りの桜やハナモモの花をスケッチして、
という目論見でしたが、雨。

でも、美しい状態で遺されている旧花輪小学校の校舎から眺める花輪の風景が、十分過ぎるほど美しい。
ので、ともかくみんなが気になる風景を気持ち良い線で描いてみよう!と。

まあ、描き始める前にたくさんの「だれでも絵が描けるようになる」魔法の言葉を投げかけてのことなんだけど。

なんだけど、この日集まってくれた3歳から84歳までのみんな、それぞれの身体に染みついた色や形が美しくて。
この日はそれをそのままアウトプットするだけで、十分生きるに足る気持ちの良い表現ってものを獲得してくれたんじゃないかなと。


子どもから大人まで参加の現場では、たいていが子どもたちのアクションから気づくこと、学ぶことが大きいのだけど、
花輪セッションでは、ボクよりずっと先輩世代の方の表現がすごくて、、子どもからも先輩方からも学びがあったし、世代を超えたリスペクトが生まれたことが、素晴らし過ぎた!

雨の花輪セッションの2週間前、3月18日は同じ東町の神戸 (“ごうど”と読みます)のみどり市立あずま小中学校の3~4年生5名とのアートセッション。

全生徒数20名ほどの学校で、3~4年生は5名。
「はじめまして〜」と向き合うみんなは、当たり前にシャイな振る舞いをしちゃう。
だけど、小さなコミュニティでの生活しているからこそ、より堅牢なシャイさを感じちゃう。

なので、ともかく1人ひとりとコミュニケートし、1人ひとりの様子を確認しながら、答えを先回りすることなく臨機応変のコミュニケーションを重ねていったら、結果めちゃくちゃ尊い時間と作品が生まれました。
何より、1人ひとりの作品から感じる、この土地で生活しているからこそ身につけたであろう色彩と、大胆な余白の気持ちよさ!

これはこの土地の自然の豊かさから得るものと、普段の友だちや先生方はじめ関わる人とのコミュニケーションから得るものがありそう。

その豊かさをもとめ、あえて町の学校ではなく、ここを選ぶ子どもなり親御さんがあること、わかるなあ〜。
そして、25年前に造られたあずま小中学校校舎!
そのオープンな空間構成は、現在渋谷区が着手している『すべての区立小中学校の校舎建て替え計画』で示された『最先端の校舎』そのもの。

「過疎」と語られる里で、「教育こそ未来」と直感した先達の思いが現れた校舎ということだろう。

現在「わずか」20名ほどの生徒が利用する立派な校舎。
それは今の安易に効率やコスパを重視する価値観とは相反する、とても豊かな、というか真に豊かなマインドで建てられたものなんだと、ボクは子どもたちが描いた絵から確信しました。

この確信がさらに子どもたちの幸せ、さらには地域やより広い正解の豊かさに繋がるために、学校の枠を超えた多くの大人があずまの子どもたちと関わるようになるといいね!

この日この学校で5名の子どもたちと向き合い、みんなで創った幸せな時間.

なんと愛しいあずま小学校の3~4年生!

必要あれば「アミーゴー!」と呼んでくれよ〜!
必ず来るからねー!

この日の作品も旧花輪小学校での展覧会に出品するから、
みんな来てね!

以下過去のワークショップ募集記事。


小池アミイゴのスケッチ散歩ワークショップ
2026年4月4日(土) 旧花輪小学校記念館
時間_13:00~15:00
受付_12:30〜
参加費:おとな_2,000円・小中高生_500円
未就学_無料、親子参加大かんげい!

*申し込みはLoGoフォームかメールで。
LoGoフォーム
リンク>  https://logoform.jp/form/4KaE/1456329
リンク先の指示に従いご記入くださいませ。

みどり市地域創生課 広報シティプロモーション係
・E-mail:chiiki-s@city.midori.gunma.jp
・TEL:0277-46-9067
件名を「4月4日申し込み」として、
参加希望者のお名前と年齢、当日連絡のつく連絡先をお伝えくださいませ。

 


花桃の里みどり市花輪が1年で最も美しく輝く春の日に、
みんなで街を歩いて楽しくスケッチするワークショップです。

「絵が描けない〜」という人こそウエルカム!
日本全国で『誰でも絵が描けるワークショップ』を
開催しているイラストレーター小池アミイゴが
誰でも絵が描けちゃう魔法をかけますよ〜!

描いた絵は花輪小学校で展覧会!
4月7日(火)から5月10日(日)まで、
美しい旧花輪小学校にみんなの花を咲かせます!


(2024年の展示)

旧花輪小学校記念館
展覧会入館料
一般_200円
小中学生_50円
みどり市東町花輪191
Googleマップ

178ヶ月め_香港レポート

2026 年 1 月 11 日 日曜日


今日は2011年3月11日から5,420日
774週2日
14年10ヶ月
178回目の11日です。

震災から3年目の能登。
東日本の経験から、被災された方の疲れはピークを超えているんじゃないかと想像します。
皆様どうぞうご健康であられますよう、心よりお祈り申し上げます。

東日本は今年の3月11日に「15年」「節目」などと言われるかもしれませんが、
この15年でボクが出会ったきたのは「1人ひとり」というものなので、
引き続きただただ寄り添い並走する気持ちでいたいです。

復興の途上で失われてしまった方も少なからずおります。
そうした方々の意思を、被災の対岸で暮らす自分も大切にし、
これからの社会に活かして行かなければならないと、あらためて強く思う今年の年初でした。

みなさま、引き続きよろしくお願いいたします。


昨年12月20,21日、香港で開催された香港イラストクリエイティブショー10に参加しました。

イラストレーターズ協会のご縁で主催者と知り合い、現地に立ち会うのはこれで3回目。

これまでは協会のバックアップも受けて参加していましたが、
より自由に、より責任を持ったブース運営をしたくて、今回から個人でのエントリー。
ですが、アジア圏でイラストレーションの可能性を探りたい仲間を募って、
主に日本の年賀状にフォーカスしたグッズ販売を行いました。

今回何より、高校1年で16歳の息子を同伴させたことで、多くの気づきを得られました。

そんな息子とブース前で記念撮影。

背景のイラストレーションは、やはり今回お誘いしブースをシェアした京都在住のイラストレーターcacoさんの手によるもの。

過去にも積極的に香港の企画に参加くださって、現地でじわり人気が出ている彼女。
「こんなブースだったらいいな」という要望に、短期間でめちゃくちゃ頑張って応えてくれて嬉しいです。


おかげさまでブースは大盛況。
英語も広東語もまるっきりダメな自分を、英語が得意な息子が現地スタッフとの連携しフォローしてくれたこと、ありがたかったな〜。

今回グッズ提供をお願いしたイラストレーターの仲間には、香港の方に手に取ってもらえるちょっとしたアドバイスをしました。それもまずまずハマったんじゃないかな。


ボクが初めて香港に行ったのは2019年8月。民主化デモが行われていた時です。
日本の報道やネットの情報からその激しさを知るも、現地に行ってみると活気のある香港と出会うばかり。
香港の多くの方はネットでデモの情報を得て、自身の仕事や生活を優先した行動をとっていた。

あれから6年。
個人的に1年半ぶりの香港は、眼に見える部分では変わらず、ダイナミックで朗らかで優しい、そんのイメージ。
飛び込みで入る街の飲食店でも「ああ、日本人か」みたいな感じで、言葉の壁を超えた対応を頂きました。

何より「kawaii」を必要とする香港の若い人たちの存在が、うれしいんよね〜。

渡航する前は「なんで今ゆくのか?」などの危惧もされたけど、いや、そこに絵やイラストレーション、かわいいものを必要とするから行くんだよと。

で、実際に行って絵やイラストレーションを間に置いて人と向き合うと、簡単に飛び越えることの出来る国や政治体制、民族の違いがある。

日本でも香港でも、どこでも、自分が向き合うのは「ひとり」というものであり、その基本の上で『なぜ香港の方が「kawaii」を必要とするのか』を想像することで得られる、クリエイティブなモチベーションが尊い。

そうしたことを、16歳の息子はよりフラットな視線で見てるわけで、食事をしながら「どうだった?」なんて会話が出来たことも大きな財産になりました。


巨大なコンベンションセンターの中のひとつのホールで開催されている香港イラストクリエイティブショー。
その階下ではポケモンの発表会に多くの人が集まっている。
その隣ではAIを使ったアートやデザインの展覧会に、また多くの人が集まっている。
(AIに関して、韓国も中国も日本よりかなり先を走っているイメージ、、)

日本の16歳、何を思う?

で、今回。
主催者がボクのためのライブペインティングのブースも用意してくれたので、ならば自分の勝手な絵を描くんじゃなくて、会場に来られた1人ひとりを描いてみることにしました。

ひとりに対しスケッチして着彩まで5分ほどで行うのを、2日で約4時間半、54名描いたのですが、
疲れた〜〜…
が、それ以上に楽しかったなあー


この画像は描き終えた絵をスマホで撮影した荒い写真を、Photoshopでブラッシュアップしたものだけど、なかなかの雑な絵ばかり。。
なんだけど、現場で向き合い描いたからこそのリアリズムがあって、やっぱ愛しい。

にしても、モデルになってくださった方に申し訳ないぜと、この絵をさらにスケッチする感じで1人ひとり描き直しをしています。


なんでこんな作業をしているのか?描きながら気がつくのは、香港で向き合う人の「キャラ設定されてなさ」。
いわゆる「〇〇系」に自身を押し込んでいない。だからか「キメ顔」が無い。その人なりの「キメ顔」があったとしても、それは「憧れの何者か」になるためでなく、「その人が背負っている何か」が滲んで見える表情だなと(これは台湾でも感じたことだね)。なので「描かなくちゃ」って強く思うんだろう。

香港では二人組、特に女性の二人組をたくさん描きました。
そんな二人組が纏う幸せそうな空気が愛しくてね、この2人の風景は描かなくちゃ!と、ついつい必死になってしまう。


日本でもこんな二人組に出会うけど、纏っているものがちょっと違う。
その違いが面白いのだけど、香港ではより自由なるものを感じるのはなんでだろう?

そんな話も息子と出来てよかった。

スケッチの最後の方でお母さんと娘さんの二人連れを描いたんだけど、2人がギュッと手を握り合ってる姿に、なんだろ、非常にドキドキした自分です。

という感じで、強烈な筋肉痛に襲われたライブペインティングも終了。

ああ、良い出会いばかりだった。

この経験からさらに自分は、自分が描くべきものと人が必要とするものをしっかり噛み合わせて、なんなら人ひとりを救えるくらいの「kawaii」を創ってみたいぜ。

香港のみなさん、また元気で会えましょう!

 

「ぼくと、ガザのこどものえ展」 at 名古屋のメルヘンハウス

2025 年 12 月 1 日 月曜日

名古屋の子どもの本の専門店メルヘンハウスのギャラリー
「ぼくと、ガザの こどものえ展」12月2日(火)~27日(土)で開催します。

 
ガザからエジプトに逃れてきた子どもたちに「自由に絵を描いて」と画材を手渡す活動から生まれた絵と、
それを見た渋谷区立富谷小学校の6年生(昨年度)が描いた絵を向かい合わせで展示。
それがどんなきっかけで、どんなコミュニケーションを持って実現したのかがビジュアルで伝わるよう、
「みんなで見たこどもの絵」の著者でグラフィックデザイナーの菊池志帆さんが奮闘しビジュアル化。

自分はいつも通り絵と絵の良い関係を見極めた展示作業を行いました。

久々再会した渋谷の12歳が描いた絵たちに対しあらためて「どうやったらこんな絵が描けるんだろう?」という探究心が、自分で仕掛けたことではあるのだが、湧いて、湧いて。

個人的には「ガザで失われているものがなんであるのか渋谷の子どもたちの絵から気がつける展覧会」なのではと期待しています。

小さなギャラリースペースですが、ここには世界への扉が開いていますんで、みなさんぜひ名古屋の覚王山のメルヘンハウスまで運びください!

なによりメルヘンハウスの三輪丈太郎さんの「開催したい!」というPUNKな意思で実現する展覧会。
12月24日には「再現授業ワークショップも開催っす!」
あ、2日東海地方でオンエアのNHK「まるっと!」でも紹介くださるとのこと。
オンエア3分ほどなのに2時間もお話を聞いてくださり、ありがてえ〜。そしてこの展覧会、巡回の希望があればお声掛けくださいね〜!

【会期スケジュール】
12月2日(火)〜28日(日)
10:00~17:00
(3日は13:00オープン、7.8.21.22日はお休み)
【イベント その1】
「ガザの」の子どもたちの絵を見て小池アミイゴさんと一緒に考えて、感じた想いを絵で表現してみよう!
・日時:12月14日
・1回目:10:30~12:00、2回目:13:00~14:30
・定員:各回とも7名
・対象年齢:小学中学年から大人まで
・参加費:¥1,000
【イベント その2】
『みんなで見たこどもの絵』が出来るまで
・日時:12月14日 15:00~17:00
・定員:15名
・対象年齢:大人
・参加費:¥1,500
【サイン会】
・日時:12月14日 12:00~12:30、17:00~18:00
※メルヘンハウスにて購入された書籍やグッズに限ります。
【お申し込み方法】
メルヘンハウスHPの「お問合せ」より必要事項を記入の上メールにてお申込みください。
メルヘンハウス営業時間内であれば、お電話(052-887-2566)でも承っています。
「サイン会」のお申込みは不要です!

 

176ヶ月め_都城

2025 年 11 月 10 日 月曜日

今日は2011年3月11日から5,359日
765週と4日
14年8ヶ月
176回めの11日です。

宮崎県都城市のS.A.Lgalleryでの花の絵の展覧会「花さくところ」
11月9日で会期を終えました。

思いがけずとても美しい展覧会が創れ、
思いがけずこれまで描いてきた花の絵に新たな命を吹き込まれたような、
ほんとありがたい時間になりました。


あと、なんだろう。
絵を見てくださる方々の姿も、とても美しく思えたギャラリー。

それは、
ギャラリーのオーナーでこの場所をスタジオとして版画制作を続ける黒木 周さんやそのご家族、
ここを愛する方々のマインドが、この場所を美しく磨いているのではないかと思うのです。

展示設営が終え、当日開場までの時間を使ってご挨拶文を考えていたら、
東日本大震災前に花の絵を描こうと考えたこと、あれこれ思い出したので、
なるべく飾らず言葉にして、ギャラリーの隅っこに貼っておいてみました。

「花さくところ」について

はじめまして、小池アミイゴです。

この度S.A.L galleryからご縁をいただき「花さくところ」という名の展覧会を開催するこになりました。

ボクは普段東京の渋谷区の富ヶ谷という静かな街で、イラストレーションの制作やデザインの仕事をして、時間に余裕あれば好きな絵を描く生活をしています。

花の絵は2009年の1月、食べるために買っておいた菜の花が台所で花を咲かせているのが可笑しくて、描いてみたら「自分らしい」絵に出会えたことから、今も描き続けています。

その年の暮れには息子が生まれたことで、街や人、花への視線に変化が生まれ、「花を描かなくちゃ」って思うことが増えて行きました。

自分にとって花を描くことは人を描くことであり、それは命を扱うようなことでもあるのだろう。そんなことを思い始めた2011年3月11日東日本大震災発災。多くの人が表現することをフリーズさせた中、自分は被災地を歩き、風景や花の絵を描き続けました。それが出来たのは、やはり自分が花の絵を描いていたからだと思います。

2020年、新型コロナで休校となった小学5年の息子との100日間では、息子に「勉強しなさい」と言わねばならぬ自分に対し、『毎日花の絵を描きSNSにポスト』することを義務付けてみました。

交通量が極端に減った東京の街の、春から初夏にかけての息子との濃密な時間。光も空気も美しい街では、やはり花が美しく輝いて見えました。コロナは大変なことだったけど、でも、何が幸せであるか深く考えられた時間を、今は懐かしく思います。

時を遡って2008年12月末。ボクは初めて都城を訪れました。

セツモードセミナーで一緒に絵を学んだ仲間、玉利くんがこの街で亡くなったと聞いたからです。

福岡から高速バスで都城まで。そこから歩いて西都城駅、さらに川を土手沿いに遡って、S.A.Lに程近い玉利さんのご実家まで。

初めましての風景を眺め、冷たい空気を吸って吐いて、色んなことを考えながら辿り着いた彼のアトリエで、玉利くんが描いた懐かしいチューリップの花の絵に再会しました。

2009年1月、福岡に滞在していたボクは、東京でお世話になっていた友人が末期の癌であるとの連絡をもらいました。「どうしたものか」と思いながら東京に戻ると、食べようとして買っておいた菜の花が咲いていて、ボクは2枚の菜の花の絵を描き、1枚を友人の家族に贈りました。


こんな文章を書き終えて、
ああそうだったなと思って。

いろんな人の顔が浮かんで。

そうか、今自分はここにいるんだと。


2008年12月の都城は、
いつか沈んでしまうのではと感じた場所でした。

今回そんな話をすると、
ある方は「大変だった」と、
ある方は「そんなことない、ずっと元気だったよ」と。

2008年はリーマンショックの年ですね。
自分の故郷、群馬県の前橋の街が寂れて沈没しそうだったことに心痛めていた目は、
自然とネガティブなものをキャッチしていたのかもしれません。

それでもボクが乗ったバスが到着したあたり、
バブル期前後の都城がドンと打ち出した「あらたな街」の20年後の姿は、
道に迷い続け、疲れ、ただ立ち尽くすしかない人のようでした。

今回、まさにそのエリアがあらたな力を得て再起している姿に出会うことが出来て、
これは日本の社会の希望だなあ〜と。

2008年に寂れてなんの建物かも想像できなかった、元ショッピングモールは、
立派な図書館として再生され、若者やお年寄りの第三の居場所として活躍していました。

いや、すごい図書館だなあ〜〜
一言では語れない魅力が詰まった場所だけど、ともかく本に手が伸びる場所。
そして居心地が良い場所。

館長さんに伺うと、
この図書館ができてから8年、子どもたちの様子が明らかにポジティブなものに変わったって。

いや、箱を作っただけではそんなことは叶わない。
やっぱ関わる人の在り方がこの図書館なんだろうなと、ここに関わる方と交わす朗らかな会話から実感。


そういや都城市、ここしばらくふるさと納税で得た寄付額日本1位だったんだって。。

2008年、ボクが寂しいと感じてしまった都城だけど、
そこで危機感を持って行動に移した人は確かにあって、今の都城がある。

これは、日本の他のエリアでも頑張ってやれることだろうけど、
「こっちを見て!」と人を振り返らせるアピール力は九州ならでは、
都城ならではなんだろうなと。

東日本の被災エリアの方々や、故郷群馬のあり方など振り返って思ったりもします。

でも、その違いがこそが日本の社会の多様な魅力であると感じるボクは、
それぞれのエリアらしさが発揮される場所創りを地道に取り組んでいるような人を、
たはり地道に応援してゆきたいぜ。

今回は展覧会だけでなく、S.AL.galleryでの大人ワークショップを開催。
さらには昨年知り合った宮崎市在住で図書館司書や絵本専門士を務める佐藤さんの計らいで、
都城を中心に宮崎市や熊本の益城町まで赴き、
子どもワークショップや大人ワークショップ、学校会での講演会や地域のお話会、
イオンモールでのぬり絵似顔絵なんてことまでビッシリと組み込んでもらいました。

おかげさまで、自分の勝手な見た目では得られる宮崎や都城や益城町の魅力を、
子どもたちと接するからこそののリアルさで感じられました。
また、子どもたちを見守る方々との会話から、今の社会で必要とされるこに気づくことも多く、
とても意義のある、絵の具まみれのハードワークの11日間になりました。

うん。これは良い未来を創れそうだ!

しかし、絵の具を何度買い足しては、絞り切られてしまったことか…
しょうがない、みんなまた元気で会おう!

 

「花さくところ」小池アミイゴ花の絵展_宮崎

2025 年 9 月 10 日 水曜日

花さくところ
小池アミイゴ花の絵展

2025年10月26日(日)〜11月9日(日)
S.A.Lgallery
11:00-17:00 木曜定休日
作家在廊10月26-27日

イラストレターの小池アミイゴが描き溜めてきた花の絵を、
約束の場所、宮崎県都城のS.A.Lギャラリーに咲かせます。
花の絵の販売と共に、代表作となる絵本の販売や原画の展示も予定。
深まる秋に心安らぐ空間を創り、お待ちしております。

誰でも絵が描けるワークショップ
こころの花を描きましょう
11月1日(土)18:00~
参加費_1,000円(画材等すべて用意します)

表現の最初の一歩が幸せなものであることを願い、
小池アミイゴが日本各地で開催している絵の時間。
初めましての方の多い都城の展覧会会場で、
心通うクリエイティブな絵の具遊びが出来たらです。
土曜日の夜なので、乾杯も出来たらうれしいです!

S.A.Lgallery
〒885-0093
宮崎県都城市志比田町3778-2
0986-22-1435
https://www.instagram.com/s.a.l_gallery/