21ヶ月めの11日に


今日は2011年3月11日から21ヶ月目です。

そして、
12月16日は衆議院議員選挙。
ボクの住む東京都では都知事選挙も行われます。

とても注目されている今回の選挙ですが、
若い世代では投票に行く人が半分にも満たないかもしれないとのこと。

しかし、
若い人がどんどん減ってしまっている今、
これで若い人が選挙に参加しなかれば、
世の中のことは年寄りの考えに支配されてしまいます。

選挙や政治の事は「わからない」という若い人に多く出会いますが、
選挙や政治の事ではなく、自身の生活のことを考えてくれたらなあ〜と願います。

その上で考えに詰まるようであれば、
身近な人の話を聴いたら良いと思います。

自分の意見を伝える前に人の話を聴く。

政治に携わるオトナたちが出来ていないこと、
ボクたちがやれば良いと思うのです。

ボクたちの世代は政治を語る事がカッコ悪いと思い込んで生活してきました。
だから、下の世代の人たちが選挙に行かないってことの責任の多くは、
ボクたち世代にあると思っています。

しかし、
だからって言って諦めてしまうのではなく、
ボクたち世代も、今からでも遅く無いから、
もっともっと人の言葉に耳を傾け、
人というものを気付き、その関係を育み、
社会に愛育ててゆかねばと考えています。

そんなわけで、12月16日に選挙が決まってから、
ともかく出会う人に「今望むこと」を聴いてまわっています。

働く年配者の痛切だったり絶望的だったりする言葉

若い人の想像を越えた保守化

原発の稼働を容認する考えにも多く出会います

ボクが望むものと違った世界を指しているかもしれない言葉。
しかし、それは目の前の愛しき1人の言葉なんだよな。

その言葉の背景に興味を持ち、
さらに話を聴いてゆくと、
いやいや、キミの望む世界はボクと一致しているじゃないか!
そんな発見に至ることばかり。

ただ、その手段が違うのだなあ〜と。

なるほど、その手段、政治はボクたちの道具でしかないんだよね!

そんな気付きの先で、ちょっと悲しいのは、
みんなの中の3月11日の記憶が遠くに押し流されているような、
もうちょっと言ってしまうと、
あえて考える事をやめている?

それは生活者としてのしなやかな智恵だったりするのだけど、
それでも今回だけは、
あの日の夜、真っ暗になった世界の中で、
1人ヒトリがナニを考えたのか思い出して、
では世界はどうあってもらいたのか、
ちょっとだけ頑張って考えを廻らし、
自分の考えを一票に託してもらいたいなあ〜。

ボクたちの生きるための足場の1つは、
間違いなく3月11日にあります。

その足場を固めてゆくのは、
政治じゃなくてボクたちなんだろうと思うのです。

ボクはそんな基準を持って
12月16日の一票を行使しようと思います。

どうぞ、みなさん1人ヒトリが12月16日に向けて、
身の回りの愛しき人々と豊かな会話をもたれますよう。

今回アップした絵が、
そんな会話のお役に立てばと願います。

2012
1211
PEACE!!

最後に
ボクの友人が創った唄「センキョイコ」

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