157ヶ月め


今日は2011年3月11日から4,780日
682週6日
13年1ヶ月
157回めの11日です。

アップした絵は昨年7月に能登里山で見た昼顔の花。

能登里山の緑は、関東の緑とはちょっと違って見えて、
濃くも優しい緑、そんな印象でした。

この日は雨がパラパラ振ったりの曇り空でもあったので、
余計緑の優しがが印象に残ったように思います。

が、まだまだ描ききれないなあ〜、能登の緑。

この日はその後輪島塗の塗師の赤木明登さんの工房を尋ね、
その仕事の奥深さに触れたこともあり、
自分の絵の「まだまださ」に呆れてしまったのもありますね。

その時のことはこちら↓「まどをあけて」をごらんください。
https://www.daihatsu.co.jp/lyu_action/book/no07/madowoakete07/

そんな能登が大きな地震で苦しんでいる今、
赤木さんは輪島塗を絶やさぬようにと、木地屋さんやご自身の著作の編集室や、
昨年大きな感動を頂いたオーベルジュ「杣道」の再建に向けて活躍されています。

今年の3月11日は、そんな赤木さんが工房を一時避難させている金沢へ。
そして夜は、やはり仮店舗で営業中の「杣道」で食事。


自分が今までいただいてきた食事の中でも、最高に肌の合うごはんを作らてれいる北崎さん、
そしてホールを担当されているこいとさんの健在を確認。

ともかく美味しくて豊かな時間で、
食後3人で話したことは「aikoのライブ、最高でしたよ〜!」みたいな他愛もないものだったけど、
まずは、ほんとこうして会えたことが嬉しかった。

で、次は能登で会いましょうと約束し、
次の日は土砂降り。

無理なく電車で行けるところまで行ってみようと、能登七尾へ。

七尾も変わらず土砂降りで、
輪島湾を見て、靴をずぶ濡らせて、美味しいうどんを食って帰ってきました。

視線を転じれば大変な風景が目に飛び込んできますが、
今自分に出来ることは少なく、無力を感じるばかり。

ただ、今後自分がやるべきことは確認出来たかなと。
少なくとも能登の緑を描けるようにはなりたいです。

そして次の週は宮城の塩釜>気仙沼~唐桑>福島~飯舘>会津~喜多方と巡り

13年前の春から、1人、1人と知り合ってきた方とお会いし、
お互いの健在を確認し、喪失を慰め合い、また元気で会おうと約束し、
津波被害から新たな再建を図ったお店では、開店10周年を祝いました。

能登でもそんな1人との出会いが続いてゆくことを願っています。

 

 

 

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