1回めのポスター制作ミーティング


6月29日青山某所にて
10月に世田谷の生活工房で開催の
「きょうはなに描くとー?」“街と人と絵描きたちのオシャレな関係”アトリエブラヴォ展覧会
そのポスター制作に向けての1回めのミーティング
 
アートディレクション&デザインを請け負ってくださる中嶋香織さん、
生活工房の担当でプロデューサー役の池田あすかさん、
あえて言えばクリエイティブディレクター役、
実際はアトブラと世田谷を結び現場で汗流す役のボクの3人で、
アトブラから送られてきた原画を見ながら意見を交わしました。


今回確認した作品は

5月15日にアトリエブラヴォでボクを交えて制作したもの

6月18日に福岡の“g”のセッションで生まれたもの

・6月19日に、前日生まれたドローイングに着彩したもの

・6月19日にアトリエブラヴォで制作を始めた
ボクと池田さんとで世田谷を取材して撮影した写真を元に描かれたもの

100点以上あったはずの絵  
その1点1点に「おおー!」と感嘆の声があがりつづ

では「きょうはなに描くとー?」という展覧会に
世田谷をはじめ東京の方々は足を運んでくれるためのビジュアルは?

中嶋さんからは
「絵としてはみんないいけど、ポスターにするには弱いかも」
「展覧会の内容に沿うというより、ポスターとして完成されたモノが必要」
「1枚絵としての力があるものが欲しい」と

これはイラストレーターであるボクのコトバに置き換えると
「展覧会に出品する絵としては面白いけど、イラストレーションとしての密度が足りていない」
という感じ。

そもそも展覧会タイトルが決まったのが、アトブラを訪れた6月19日だから、
作品の1点1点から「きょうはなに描くとー」というコトバが聴こえてこないのは当たり前。

いくつかの作品を組み合わせてその“雰囲気”を演出することは出来るだろうけど、
それでは『福岡の街と人と絵描きたちのオシャレな関係』のパロディーしか表現出来ないはず。

今回の目標の1つは、
街と人とアトブラとの関係に、
東京でボクたちが積み重ねて来た技術や経験を混ぜ込むことで、
アトリエブラヴォがアートで仕事をしてゆくための経験値を高め、
これからの活動や1人ヒトリの生活の可能性を広げるということ。

コレが上手くゆけば、
その方法論を同じ取り組みをしている現場に分けてゆけるかもだよね。

さらには、
そんなきっかけから、福岡で出来ている街と人と絵描きの関係を、
他の町で創れる可能性もあるんじゃないかと。


作品1つヒトツとの出会いにヨロコビを隠せずに盛り上がりつつ、
より良いビジュアルを求めて妥協をしない中嶋さん。

その後、アトブラのほかの作品をデーターで送ってもらい、
さらにポスターのイメージを追求。

その結果、アトブラの近藤さんの描くフォルムを活かし
再度「きょうはなに描くとー?」なイメージのイラストレーション制作をすることに。

その間、アトブラの現場担当の松尾さんと池田さんやボクが何度もメールのやりとり。
試しに「きょうはなに描くとー?」な絵の制作も試みてくれたおかげて、
どんな作業をしたら良いのかブレの無い考えに至りました。

7月30日、再度アトリエブラヴォでセッション決定!

その直前でオキナワでワークショップを予定しているボクは、
30日の那覇-羽田の航空券を
那覇-福岡、福岡-羽田ととり直して、
福岡で一番「きょうはなに描くとー?」なテーマに合うモデルさんも手配して、

よっし!
あと一踏ん張りだ!!

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