キジムナーワークショップ


7月29日は沖縄県沖縄市で開催の国際的な演劇のフェスティバル
キジムナーフェスタ」の一環として
コリンザという所行施設内に置かれた“アート・ノ・庭・”で
「小池アミイゴの誰でも絵が描けるワークショップ」を開催しました

児童青少年演劇の芸術水準の向上のために、
個人・専門劇団・演劇団体を結集することにより、
児童青少年の豊かな成長を目指すアシテジ(ASSITEJ):国際児童青少年演劇協会の
世界ミーティングの役割を担う今年のキジムナーフェスタ


世界中のコトバが飛び交う中
ボクはごくごくドメスティックなパワーを発揮
オキナワのコドモたちに負けないことを第一に
ともかく描いた2時間でありました

オキナワでは5回めになるコドモたちとのワークショップ
今回は前回までとは主宰者も参加の呼びかけ方も違いました

集まってくれたコドモたちも
ウチナンチューとナイチャーが混ぜこぜな感じ

だけど、
オキナワに住むコドモらしく
みんな素直でちょっとシャイで


しかし、
スイッチの入れ方を間違えない限り
グイグイどこまでも描き続けるパワーを持ったコドモばかり


一緒に来たおとうさんおかあさんも
問題意識の高い方ばかりなんだろね
コドモに負けずグイグイ描いてゆく景色な
ともかくピースフルなんであります!


そして
オキナワでは初めて
ハンディーを持った人も何人かが自然と混ざってくれていて
生まれて半年のコドモからおじいちゃんおばあちゃんまで
社会の縮図のような現場であってくれてウレシかったです!


今回はさらに初めて、
絵を描く前にストレッチからスタート
ココロより先にカラダがヨロコブ絵の時間であれば良いと思ったよ



オスプレイに必死に「NO!」を叫んだ表現と
オスプレイをピースフルに塗り上げた表現
この2つが並んだことで
イラストレーターとしての新鮮な発見までしてしまいました!



同時進行でトリちゃんも着彩


前日コツコツ作っておいたトリちゃんたち
ある意味創造的に
ある意味破壊的に
結果ピースフルにトリちゃんも飛び立ってくれました
(こいつらの行く先、只今ワルダクミ中~)


そんなこんなで10m×2本の作品も出来上がり
3時間予定していた制作時間だけど
たった2時間でワークショップ終了


家族ごとの参加が多かったため
良い意味で絵ごとの距離感が保たれ
その部分部分が家族の記録だね!

そして、
生まれた作品以上に
描いた1人ヒトリの存在こそがオキナワの宝であるね!

オキナワのコドモたちはいつでも
太陽のような輝きでいてくれるけど
今日絵を描いた楽しさも心の隅っこに置いて
オトナになって向き合わなければばらない厳しさを
乗り越える力に変えてもらいたいなあ〜と、
ココロから思うのだよー!

そして
そろそろボクも
こういったワークショップを重ねることが
自分の作品を描くことと拮抗した表現であるよう思えて来た今回
荒廃したコザやゴヤの商店街を眺め
かっこつけた絵 描いてる場合じゃねえやと
痛感させられたことも有り難てえ時間。



ご協力のみなさん

特に現場を駆けまわってくれたスタッフのみなさん

企画立案の佐藤さん

ありがとー!
みんなー
グレートLOVEです〜!
2012
0729
PEACE!!

あ!

去年から今年にかけ
東北の気仙沼や石巻、宮古などを巡り描いたドローイングの映像
畠山美由紀さんの朗読などと合わせて
キジムナーフェスタ最終日まで展示してあります

オキナワから見たら東日本はとても遠く感じました
しかし
それは東京から見た嘉手納や普天間や辺野古、高江に感じる距離と似ています

そんな距離をちょっとでも埋められる美しさを
東北を切り取った線の中から感じてくれたらなあ〜
そう思い、願います。

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