富久長の100年


土曜日は池尻大橋へ
徹底的に日本酒を呑ませてくれる某店で
広島の安芸津町の今田酒造本店の銘酒「富久長」
商標取得100年を祝う呑み会

現在杜氏をしていて今田酒店の跡継ぎでもある
今田美穂さんを囲んで
ともかく呑んだ!のんだ〜〜

ザクッと富久長のこと


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まず安芸津町は広島杜氏を多く輩出した土地であり
いわゆる“吟醸酒”の製造方法が確立された場所

そして
広島を代表した酒米“八反草”が時代と共に失われてしまったのを
わずかに残されていた籾殻をみつけ
2004年に土地の農家にお願いして栽培復活させた米で酒造り
(さらに詳しく八反草のこと→ http://fukucho.info/?mode=f2)

広島の酒としてのアイデンティーを取り返しつ
日々その美味さに磨きかける努力を重ねることで
日本中の酒好きに愛されている酒

香りが軽やかで味わいはポッタリとしていて
酒だけでユックリ楽しんでも
メシと一緒に頂いても旨い酒

ボクにとっても
年々肌が合ってくるな〜って感じる酒

そして
その酒を造っている今田美穂さんは
ボクが大好きな日本人のヒトリ
こちらも年々好きになるな〜

この日集まった方々は
もちろん富久長のファンであり
ホトンドの方が初めましての方ばかりでしたが
1本の旨い酒がすぐに「初めまして」の壁を壊してくれて
さて、
ボクは羽目を外し過ぎなかっただろうか?

そんな中

今田さんの先々代のじいちゃんの思い出話しに触れたり

80年代に仕込まれた当時に杜氏さんによる
「これぞ日本酒!」といったガツンとした味わいの秘蔵酒と
今の「これが酒の未来!」と言える今の酒の呑み比べ
当たり前に酒の奥深さに感じ入り

それが造られる環境だったり
それを造る人の人生だったり
日本という国の歴史だったり
ヘタしたら宇宙にまで思いを寄せてしまいそうな

なんつーか
大した食品です、正しく造られた日本酒は!

そんなわけで
もしかしたら一升くらい呑んでしまったか?オレ、
そんな会は麗しくもへべれけで終了

池尻大橋からヘロヘロ歩いて帰ったのだけど
朝起きてみたら
デジカメの中にワケの分からぬ風景写真のデーターがゴチャマンと詰まっていて

さて、どこをどう歩いて帰ってきたんだ?オレ、、

それでも二日酔いにはならないのは
正しく造られた酒を楽しく呑んだから

天晴れ!富久長の100年
これからも旨い酒をよろしくね〜!

酒好きの方で
この夜の会場となった店が気になる方は
声をかけて下さいね〜

ボクがこの店に行く口実が生まれますんで
是非に!

コメント / トラックバック 4 件

  1. ももこ より:

    池尻の〜あそこですね〜。
    一回だけ行ったことある。佐賀の、とある酒を探して。でも、なかった。

    なんでもないつまみがホントありがたく、気取らず飲めて勉強にもなりました。
    できたら、私を次の口実にしてください。

    酔い酔い写真、見たいです。
    けっこう良かったりしない?

  2. >ももこさん。
    行ったことあるかね!

    いいよね〜〜!

    ならば
    次の口実に乗るかね?

    ところで
    佐賀のとある酒!?
    なんだろ??

    気になるな〜!くそー、、

  3. ももこ より:

    もしもどっかで出会ったら、教えてクダサイ!

    佐賀の矢野酒造、肥前蔵心。
    極めて個人的なとある思い入れで探しています。

    蔵元で買えるんだけどね〜、飲み屋で会いたくて、飲んだことないの。
    こないだ三茶の赤鬼行ったけどなかった。
    そのかわり今まで何とも思ってなかった十四代の生生に恋。

    ありがとう!

  4. >ももこさん。
    佐賀の矢野酒造は
    佐賀でも有明海沿いの町鹿島
    その肥前鹿島駅からすぐ近くにあるんだね!

    ここから西へ
    3~4km行ったところは
    嬉野市塩田町

    そこの五町田という土地には
    ボクが日本で一番好きな酒の1つ
    (その日の気分で「一番」は変わるからな、、)
    “東一”を醸す五町田酒造さんがあるよ

    ボクは佐賀の酒の旨さは
    筑後川水系の水の旨さが活きているからだと
    勝手に思っていたけど

    筑後川とは有明湾を挟んだ反対側であったとは
    ちょっと迂闊であった、、

    てか、
    “肥前蔵心”呑みたいね〜〜!!

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