おおはた×キセル

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おおはた雄一くんが「今一番競演したいアーティスト」をお呼びして行う
渋谷duoでのライブイベントTokyo song book

今回のゲストはキセル

おおはたくんが「今一番競演したいアーティスト」なら、
ボクだって「今一番聴きたいアーティスト」キセル

去年の1月に発表されたアルバム「magic hour」は、
ナニゲに“心の2008年度ベストアルバム”の1枚でありました。

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アルバム6曲目
“君の犬が 死んだ朝 いつもと同じ 雨の朝〜”なんて唄い出しで始まる
「君の犬」

人間のヘッポコを描けていて好きだな〜。

そしてキセル制作の決定的な1曲

原田知世さんのアルバム「Music & Me」に収録の「くちなしの丘」

こんな曲もセルフカバーで唄ってくれ
梅雨に入る直前の東京渋谷の腐った空の下
クーラーが効き過ぎた痛いライブハウスに集うぼんやりした心を
どこまでもヘッポコな五月雨で濡らしてくれるから
心置きなく涙を流すことができるんだな


去年の4月にヘーコラこきながらこの場所で一緒にLIVEした時
と比べると、
倍くらいに増えたであろうお客さん。

LIVEと言うよりコンサートな空気感

それはそれで素晴らしいことだけど、
そんな“上出来な状況”に突きつけた“キセル”というリアリズム。

おおはたくんの表現者としての振り幅の中でも、
こんな毒気が一番本質的な部分じゃないのかな。

まあ、おおはた×キセルでそんな考えに至るのは、
ボクくらいだろうけどね。

しかし、おおはたくんがアンコールで唄ったのが、
ボクの心のヘッポコソングNO1の「さかな」だったりで、
それがこの夜一番響いた唄だったりで、

これからカフェライブーツアーに出るおおはたくんだけど、
カフェでステキな時を共有するより、
ライブハウスの暗がりでヘッポコな孤独と向き合いたい、
そんなこと思ったよ。

8月11日PARCO劇場での弾き語りLIVE
ヘッポコ人間の孤独な全力に出会いたいね。

コメント / トラックバック 4 件

  1. ki-machan より:

    おおはた×キセル「くちなしの丘」聞きたかったので、よかったです!

    三人三様を眺めるというのは、song bookならではの楽しみですね。

    おおはたさんは、後にじわじわくる、変なおもしろさが加わって、その辺が毒としていいですね。

    ありやまさんの話から、新曲の決別の旗にいくくだりの話は、思い出すたび、ずるいなあと思います。今後もぶっ飛んでってほしいです。

    しかし、duoはキンキンに冷えてて寒かった、、からだがおかしくなってしまいました。

    やっぱりライヴは、汗ダラダラするぐらい、まみれてたいです。

  2. amigos より:

    >ki-machanさん。
    おっと、「くちなしの花」じゃなくて「くちなしの丘」だった、、
    今なおしておきましたよ、、

    で、寒かったね〜〜〜〜〜。。

    おかげで今日は腹が1日中グーグルアースですよ、、

    おおはたくんも心配したひと言を言ったのに、
    誰もあの状況を改善しようとしなかったのが残念、、

    いつもだったらボクがお節介焼いてしまうとこだけど、
    そんな余地を与えてくれない空気感でもあった。

    それと「くちなしの丘」が素晴らしかったことは別。

    しかし、
    だなあ〜、、

  3. ki-machan より:

    私も、グーグルアース!でした。

    そうか、やっぱり皆さんも寒かったのですね。

    おおはたさんも気にかけてくださったのに、なんだかな、、、ですね。

    わたくしエアコン冷気に弱いので、あらかじめ準備をするのですが、それでも隙間という隙間をぐるぐる巻きにしたので。

    ドリンクの「いつもの珈琲」が唯一、暖をとる救いのものでした。

    終わってしまったことですが、duoにこのことを伝えようと思います。

    やっぱりライヴはつくるほうも見るほうも、五感をフル活動しないといけないですからね!

  4. >ki-machanさん。
    去年一緒にやった時のボクは、
    きっと「めんどくさいヤツ」なんて思われるくらい、
    色んなことに気をかけたはずなんだがね、

    そんなコトより大切なコトがあるんだろな。

    なんつーか、もったいないなあ〜。

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