41ヶ月め

PYM040
今日は2011年3月11日から3年5ヶ月
1249日め
41回めの11日です

昨日は近所のお店LIFEsonで3回めとなる夏祭り
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ボクは紙芝居を作り上演したり、
ちんどんを出来る友人にお願いして街をパレードしたり、
街の仲間と演奏してコドモたちと唄ったり。
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今思えば、震災から3年は「カフェライブ」的クローズドな現場作りから
だれでも参加出来る「祭り」的発想にシフトチェンジしてきた期間です。

そして、顔の見える関係の人たちと、
オープンな語らいの出来る地域づくり。

この感じは、日本の行く先々で感じる「新たに生まれつつある空気」と似てるな〜と、

社会は必然を生み出す力を持ち、
ただ、それに気がついた限り、オトナはそれを育ててゆかねばならないね!

そんな空気の変化に伴い、
ボクの表現のカタチや方法も日々更新されている
3年5ヶ月後の暑い夏です。
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ところで「暑い夏」と言っても、
具合が悪くなるほどの強烈に寒いクーラーの使い方はなんなんだ!?

冷えた膝を抱えながらそう思わせる現場が
無神経を感じるほど増えている
3年5ヶ月の今の日本でもあります。

それはきっと、
猛暑の中でもスーツにネクタイで闘わねばならぬ人たちに合わせている?

しかし、
そういった人たちは、日本経済をダイナミックに動かしてゆく原動力になる仕事に就かれ、
もちろんそうしている自負も持たれているはず。

もしくは、猛暑の中、建築現場で働く人、宅配を届けて下る人、
お百姓さんや漁師さん、
いやいや、パンやピザを焼いてる人だって、相当暑いぞ、、
もっと想像力を働かせば、福島の原発事故の収束作業に携っている人などなど。

暑さを言い訳に出来ぬ方々のお陰で、ボクの日常は保たれています。

う〜ん、そう考えると、
3年5ヶ月前に考えた、「自分の生活を見直してゆこう」ということは、
これからも継続して取組んでゆかねばならないことであるなと、
今の自分の原点のひとつ、3月11日に立ち返ってそう考えます。

ほんと、この3年間で家庭でのクーラーの使い方は上手くなったんじゃないかな?
なんてね、
猛暑の中で、適切にクーラーを使い、しかし、電気料金は今までの半額!

これを続けてゆくことで、次の時代に何が必要なのか、
家族や地域の人たちと、きちんと見極めてゆけたらです。

そうしてゆくことで、
日本の気候にあった服のあり方が再構築され、
政治家さんたちも、あんな重苦しいスーツじゃなくて、
「これが日本の真夏のフォーマルだぜ!」みたいなスタイルを誇り、
世界中からの「cool」の賞賛を頂くなんてのが、
ボクの描く未来の風景。

猛暑のある日、過剰にギラギラした街の、
クーラーで冷え過ぎた銀行のロビーで風邪をひくなんてこと、
人の歴史からしたら、つい最近の「珍事」でしかないわけで、
そんな「珍事の街」で勇ましいこと叫ぶなんて生き方より、

人の美しさやセクシーさが反映された街で、
風通しの良い会話を持って、大切な言葉や愛を交換してゆける、
そんなことを創り続けてゆかねばです。

話しを戻して、
昨晩上演した紙芝居(実際はプロジェクターで投影)
コドモたちからも、オトナからも大きな笑顔を返してもらえました。

ボクはもう20年くらい、ボク以外の表現者の現場を創ってきたけど、
帰ってきた笑顔は今までで一番だったんじゃないかと。

3月11日から3年5ヶ月で掴んだもの、
次の現場へ!そう思っています。

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