渋谷区えんぴつの会


7月3日の火曜日は午前中から渋谷区の保健所へ

渋谷区の障がい者のためのケアルーム(そんな名前でいいのか?)に集う
イカしたメンツ「えんぴつの会」のみなさんと一緒に絵を描いてきました


「先生」なんて呼ばれながらのワークショップだけど
ボクのやってることは、
ともかくみんなと絵を描くことを楽しむだけ。

楽しいことを創るために
それに必要なコミュニケーションには必死にならざるを得ないけど、
ともかく絵を描いて楽しむ
というか、
ボク自身が無垢な気持で絵を描くことが出来た時間になりました。


ということはどういうことかというと

ここに集うみなさんが実に個性的で愛しい人たちだってこと

そんな人たちとなら「楽しくやりてーじゃん!」ってココロ大解放
気持を飾り立てる必要も無く手が動く、動く

ここに集う方々は普段絵を描いているわけではなく
ボクが共同制作を続けているの福岡のアトリエブラヴォのみんなよりグッと年上

そんな1人ヒトリを知るための、ごくシンプルな表現のワークショップ。
もしくは、
「絵を描くことはカラダのヨロコビでもある」みたいなことを
知ってもらう作業から始めたのだけど、

年齢を重ねているだけのこだわりや、観察眼や、ハジケっぷりもあって、
アトブラとココとで、面白さの優劣なんかつけられっこ無いし、
結局向うところは1人ヒトリの個性なんだなあ〜と確認。

その後
モチーフを定めたスケッチ

さらに着彩

これだけの作業を2時間の枠で一気に完了

「きっと大変だろうな?」なんて思い臨んだことだけど、
いやいや、終始面白くて楽しくて、
えんぴつの会のみなさん「普段は絵を描いていない」なんて言ってるわりに、
作品オモシロ過ぎっす!

いやいや充実の2時間!

そして
「また来るね〜!」と約束


そうなんだよね〜〜!

こんなに面白い人たちの集まり、
もっとフラッと遊びに行けるような場所であったらなあ〜、
ボクたちみんなが「フラッと遊びに行く」ような発想を持ち合わせていたらなあ〜、

もしくは
福岡のアトリエブラヴォが出来ていること
その一部でも伝えられたらなあ〜

渋谷は、東京は、日本は、
どれだけ面白くなるのか!?ってね。

頭の中ではアイデアが次々に浮かんでくるけれど,
それを書き出したら収拾がつかなくなるので、
まずは10月に予定している世田谷の生活工房での展覧会で
表現してみますね!


でもって、
諸般の事情と個人的な願いとで、
ここに集う方々の写真はアップは出来ないということ。

うん、それは今はしょうがないことだね。

しかし、
いつか1人ヒトリがその顔をもって
個性を発揮出来るような社会になればいいね!

てか、
そんな世界をみんなで創ろう!!

だって、みんなスゲー面白い人たち!
ボクが独り占めしちゃったようで心苦しいのだ。

窓口&現場にと奔走して下さったスタッフのTさん。
ありがとう!

人ヒトリのハツラツとした力が現場を明るく灯し、
それがみんなの元気に変わってゆくこと、
この場所で知ることが出来ました!

2012
0603
PEACE!!

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