12月9日のお礼


ちょっと時間が経ってしまいましたが
12月9日の西麻布RainyDayでの「本・つながる・未来」vol.6
バロン&ジョーダン、飯野和好さんご出演のイベントに足を運んで頂き
ありがとうございました!

「本・つながる・未来」6回目にして
初めてのボク企画

お客様に足を運んで頂くのには
難しい時期でもありましたが

予想を越えた多くの方に参加して頂き
熱気と笑いとちょいとのナミダに彩られた
美しい時が創れたように感じております


バロン&ジョーダンにコントラバス弾き唄いのさーやを加えたセットは
相変わらずのバカバカしさを振りまきながらも
1本筋の通った品の良さがあり
今までの「本・つながる・未来」でやってきたことを踏み出すことは無く
しかし可能性の扉を大きくこじ開けてくれたと思います

そもそも普段のバロンくん活動は
CDの売れなくなった時代の音楽家のあり方の
1つの最先端であると信じているボクにとって
とてもクリエイティブなブッキングでありました

そう持ち上げている側から
謎のカナダ人ジョーダンが朗読
五味太郎さんの絵本「みんなうんち」の英語版を
スピリチュアルリーディング風に

可笑しい
ホント可笑しい
ホント、みんなに聴かせてあげたい


でもって股旅姿の飯野和好さんが現れ
氏の名作絵本「ねぎぼうずのあさたろう」を
広沢寅蔵ばりの浪曲スタイルで朗読

いやいや、文章にしていてこれだけもどかしいことも無い。

ともかくヘンテコ

しかも任侠話だし女郎話だし

でも小さな子供からオトナまで聴き入ってしまうのだね〜

震災チャリティーとして始まったイベントだけど
こんな人間の汚れた部分をサラリと粋に表現することも
大切なことなんだな〜と
腹を抱えて笑いながら思った次第

そしてバロンくんの名作パントマイム「ラーメン屋」

人の小ささや狡猾さ、シミッタレタ欲やナミダと鼻水味したヨロコビとか、
そんなのが染み出る一人芝居

今年ボクらが失ったものは
こんな小さな1人ヒトリであるってこと
あらためて感じさせられたよ、ボクは

世間の311にまつわる発言のほとんどが
「斜め上からコトバ」のように感じてしまう中
バロンくんの相手よりちょっと低い視線で行われる表現は
ボクの視線の置き所も定めてくれたように思えた夜

最後はいつも通りスカッとスチャラカホガラカに
世界は大変なことばかりだけれど、
とりあえず明日くらいは陽の当たる場所を選んで歩いて
元気でやってゆこー!と

でもって
ナニかあったら
またみんなでこんな唄をうたおうと

そんなしなやかに強い優しささえ感じた夜

みんなと共有できたこと
うれしかったです!


バロンくん、ジョーダン、さーやちゃん、飯野さん
RainyDayの林下さん、お手伝いくださったみなさん、
遠くアメリカの地から気持を届けてくれた金子飛鳥さん、
集まって下さったみなさん、
ありがとー

最後に、
それぞれ被災地での活動を重ねているバロンくんや飯野さんに対して
「本・つながる・みらい」としてお手伝いするアイデアも生まれ
これが実際のアクションに変わった際は
あらためて報告してゆこうと思います

しかし、
バロン&ジョーダン、飯野和好さん。
またどこかで組んでみたいブッキングだ〜

それにしても、
こんな熱烈なファンも獲得しているバロンくんだけど

もっと多くの人に知ってもらいたいぞー

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