2ヶ月


5月11日で東日本大震災発生から2ヶ月

毎月続けるつもりの“11”の絵

今回はコドモを抱きしめよう

何か使える場所があったら
使ってみてください

震災に遭ったコドモが
「絵を描けなくなった」とか

描けたとしても、
それが混乱したものだとか

そんな報道に会う事がありますが

「描けない」のなら
希望を与え続けながら
描けるようになる時を待てば良く

「冷たい色しか使わなくなった」とか
「ギザギザした線しか描けなくなった」とか
恐怖の記憶が混乱した絵を描かせても
慌てることなく
無理して明るく温かく柔らかい方に矯正することもなく

そんな絵の中にも必ず見つけられるはずの
「美しさ」を探し当て

温かなコトバに変えて
お子さんに返してあげたら良いと思います

混乱した絵はそのコドモの「今」だからね
否定なんてすることは出来ないし
そもそもそんな絵だって充分カワイコちゃんだってこと!

コメント / トラックバック 4 件

  1. チャイハネ より:

    こんにちは。
    kaoriさんのfacebookで拝見しました。
    私は認可外の保育園で保育補助のアルバイトをしています。
    先生ではないので指導はしませんが、子供たちの作品をいつも見て楽しんでいます。
    子供の描く絵や絵のような字ってどうしてあんなに味わい深いんでしょう?

    子供たちが混乱した絵を描いているとしたら、それは彼らが心の中にある混乱を
    なんとか外に出してみようとした結果なのでしょうね。
    だからそれは前進なのではないかと思います。

    どうか子供たちが将来「生きぬいて良かった」と思えますように。

  2. >チャイハネさん。
    はじめまして!
    そしてコメントありがとう!!

    kaoriさんから繋がって来られたことも
    ウレシいです!

    コドモの絵は楽しくも力強いですね!

    それをボクのワークショップでは
    「確信力」の勝利だって言っています。

    「描きたい!」それに勝る力や価値観は
    紙に上には無いはずです。

    しかし、
    だんだんと
    「上手く描きたい」
    「ほめられる絵を描きたい」
    そんなものが紙面を支配していってしまいますね。

    ならば、
    チャイハネさんが「指導出来無い」立場であっても
    「愛す」存在であり続けたら良いのじゃないかな?
    なんて思います。

    「描きたい」衝動と
    何かあったとき支えてくれるLOVEがあれば、
    「上手く」なるための技術なんてものは、
    自分から探し当てる、
    もしくは自分から先生を見つけ出すものです。

    そんな意味において
    今、混乱の中に在るコドモだって
    自分で歩んでゆく未来は確実にあるのだから、
    ボクらは慌てず、ちょっとひと呼吸くらいして、
    必要ならギュッとね、
    そんな存在でありたいですね。

    PEACE!!

  3. チャイハネ より:

    こんなにご丁寧な返信をいただいて感激しております!
    kaoriさんには直接お会いした事はないのですが、とっても素敵で可愛らしい方ですね。
    そして、保育園ではまさに「指導出来ない」立場をうまく利用して、「ちょっぴりあまえちゃってもいい」存在になっています。役得です :-)))

  4. >チャイハネさん。
    ボクはいつも素晴らしく正しいことを語れるわけでなく、
    しかし、
    チャイハネさんのようなコメントを寄せて下さる方に、
    なんとか答えることで気がつくことが大きいのですよ。

    お子さんたちとのコミュニケーションも、
    それに近いものがあるかもですね!

    てことは、
    ボクもコドモみたいなものなのかな?

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