花、花、花*花 花


2月11日は京都の良心SOLE CAFE 花*花のライブ
その手前でボクの「誰でも絵が描けるワークショップ “花の咲かせ方”」でした

東京も名古屋も大阪も神戸も雪のこの日
京都だけはなぜか曇り空

ならばみんなで花を咲かせよう!

お父さんお母さん&小さなコドモたち

そんな参加者が多かったのは、

花*花のこじまいづみさんも所属するワークショップユニット
ひきだし”の3人が積み重ねてきた事があったからこそ

参加者やひきだしのみんなの顔をグルッと見渡して
今日のワークショップのメニューを急遽変更

この日SOLEに集まったみんなと
表現の最初の1歩のヨロコビを確認したいなって思い

チビッコが自由に絵を描いて
オトナは1本の線を描く

そんなワークショップからスタートして

あーして

こーして

1時間半後にはみんなステキな花を咲かせていました!

そんな花に囲まれて

ひきだしのつーちゃんが絵本の読み聴かせ
そのストーリー展開にボクこそドキドキしたりして


いづみさんの唄に合わせ
みんなして花のようにして歌い踊る

それは小さな試みだけど
日本からあふれ落ちるほどの豊かさを感じた時間。

いやいや、

みんなの持ってる美しさはスバラしいものだよ!
今みんなが居る場所から世界を想像しながら
ここでしか咲かない花を育てていってもらいたいな〜!

みんなー、またねー!!

でもって、
ワークショップ参加者の半分は
夜の花*花ライブに参加とのこと。

ならばステージの準備!

ボクの花の絵と、みんなで咲かせた花の絵と、
さらに夜のお客様が咲かせた花の絵とで花*花のステージを造り
SOLE CAFE で花*花とみんなとのLIVEだね〜!

ボクがSOLE CAFE と出会って6年だったけかな?

足を運んだのは2年振り
店主ご夫婦と「ひさしぶり〜」とコトバを交わしつつ
なんかちっとも久しぶりに感じないのは
この店が京都にあって日々取り組んでいることと
ボクが日々やっていることは、
物理的な空間を越えて並走しているからに違い無い

ボクがSOLEさんのそれを見ようとすれば、
ちょっと振り向けば良い

しかし、
カンタンにそちら側に足を踏み込むことの出来ない関係でもあるね
(「回転木馬のデッドヒート」村上春樹さん、上手いこと言ったなあ〜)

そこには、ボクの気がつかぬところに沢山の花の種が植えられていて、
ボクのような無神経な男は、知らずにそれを踏んづけてしまっていたりする。

だから、SOLEさんの蒔かれた種が芽を出したり花を咲かせたところを
注意深く覗かせてもらう。

そして
たまには『2011年2月11日』みたいな夜があり、

お互いの苦労話に耳を傾けたり、エールを送り合ったり。

何より

SOLEさんが日々こさえ続けている1皿の旨さに
「ごちそうさま」だね〜

そんなこんなに置いて
お互いの考えにブレの無い花*花のお2人と、
ひきだしのみなさんとでSOLEでの時は必然であり

やはり久しぶりの再会を果たした幾人かの方々も含めた
夜遅くまでの語らいは
それこそ久々に心を開けた楽しい時でありました

実はこんな瞬間こそが文化の本質であったり

しかし

こんな時こそ創る事の最も困難のモノだったりするから、
ひとり一人がそれぞれの場所に戻って
日々のスッタモンダにガッツリ取り組んで
次を創る力に変えてゆかねばならないのだね〜

2011年の2月11日のSOLEに足を運ぶ直前で
3年前にSOLEの店主さんが
CAFE WEEK というイベントに向けて投げかけてくれたコトバを
あらためて読み返すチャンスがありました

今回、承諾を得て一部引用させてもらうことにします。

++++++

SOLE CAFEでのライブには愛があります。

自分でいうのも何か申し訳ない思いではありますが、
私だけのことではないので自信を持って言えます。

出演者、お客様、我々店のもの、そこに愛があります。

今回のCAFE WEEKにおいてライブをしたいとお思いのミュージシャンのかたには、
店に直接思いを伝えられてはどうかと思います。

それが実現するか否かは別にして、そこから始まることがあり、
生まれることがある。そう思います。

SOLE CAFEのライブは、私の思いを伝えて始まったライブが多くあります。

それに応えて頂いて、何度も続いているライブが多くあります。

そんなことが大切だと私は思います。

++++++++

この日東京では、
やはりSOLEさんと同じ志しを持って
音楽の現場を創っていた人のトリビュートLIVEがあって

その彼はボクに「アミイゴさんは唄を旅に出来ていいですね〜」と言い続け
ボクは彼に「キミのマネはしようたって出来る事じゃないよ」って言い続けていて

ボクもそのトリビュートの場所に在りたいと願いつつ
しかし
「アミイゴさんはいいですね〜」と言われた通りの場所で
猛烈に頑張って花を咲かせようとしているのが自分らしいと思い

今でもボクらの並走は続いているのだとも思いました。

SOLEさん
花*花さん
ひきだしさん
この1日を共に過ごせたみなさん

ありがとう!

SOLEさん、
ごちそうさまでした!

アミイゴ
2011
0211
PEACE!!

SOLEでの「その辺に咲いている花」の展覧会は
2月28日まで続きます

コメント / トラックバック 3 件

  1. […] This post was mentioned on Twitter by urashuji and 早良美術館るうゑmuseum, 小池アミイゴ. 小池アミイゴ said: 2011年2月11日京都SOLE CAFE でのこと http://bit.ly/f2rkjz […]

  2. otimo より:

    アミイゴさん、こんにちは!
    先日SOLECAFEさんでのワークショップに、家族三人で
    参加させてもらいました!
    アミイゴさんにはムスコ、相撲を取ってもらって喜んで?ました(笑)
    ワークショップ、とっても楽しかった!なんとも温かな、素晴らしい
    時間でした。
    アミイゴさんの「虐待について」の記事がとても心に残っていて、
    一体どんな方なのかな?とお会いできるのを楽しみにしていたのですが、
    ご自身も一歳のお子様がいらっしゃらると聞き、なるほどと合点がいきました。

    ウン十年ぶりに使った絵の具、こじまいづみさんのまっすぐで力強い歌声・・・。
    アタマもココロも開放されました!

    大袈裟かもしれないけど、親になることができてヨカッタと思えた一日でした。
    ありがとうございました!

  3. >otimoさん。
    先日はご参加ありがとうございました!

    参加されてお気づきの通り、
    ボクがやってることは皆さんの日々で出来ることばかりです。

    お身近に楽しい時を共有出来る方がおられましたら、
    ぜひ創造の時をこさえられてみてください。

    でもって、次に再会する時は、
    さらにボクたちの間にクリエーティブな空気が沸き立ちますよう!
    ボクも四股に蹲踞、鉄砲といった稽古を忘れず、
    相撲道を、
    いや、
    表現の日々を重ねてまいります!

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