河口湖 日刊スポーツマラソン


そんなわけで(どんなわけ>
思わず深酒してしまった明くる日
新宿西口スバルビル前からツアーバスに乗り河口湖へ

第35回 河口湖 日刊スポーツマラソンにエントリー
11月28日快晴の日曜日
冠雪した富士山に見守られた紅葉萌える穏やかな河口湖畔を42.195km
チンタラ完走してきました


カメラを持って走らなかったので
(かなりの参加者がカメラや携帯で撮影しながら走ってた!)
ここで紹介することは出来ませんが、
ホントに美しいマラソンコースで、
そんな中を走れただけで充分!

と、言い切ってしまってもいいのですが、

30km辺りで故障してた部分が暴れ出し
目標タイムのクリアはならず
去年のNAHAより20分早いタイムも
ホロ苦い自己新

次回にかける意気込みフツフツです!

去年12月の初マラソン後も
月に100 kmほど走って

2月に赤羽ハーフ

6月、7月は梅雨や猛暑のため
トレーニング量を半分ほどに控え

8月 / 108km
9月 / 137km
10月 / 167.5km

10月18日の荒川ハーフで2時間を切って完走
その一週間後に35kmのLSD

イラストレーションの仕事をしながら
まずまずのトレーニング量とハーフの結果

しかし
11月6日のLSDで右足の膝裏に軽い違和感が出たので
2週間トレーニングを控えました

その間
母親の手術やイラストレーションのタフな仕事が重なり
まあ、かなり悪い態勢を長時間続けたことで、
走ることで緩和していた座骨神経痛が、
これまた右足で暴れ出して、、

トレーニング再開はレース1週間前

ともかく朝方走ることで体内時計を整え
患部のケアと筋肉を目覚めさせること、
そしてストレッチ&ストレッチに終始

11月のトレーニング / 85kmで
11月28日を向かえました

その他のコンディションは
今までで最高の仕上がり

4日前から炭水化物を多く摂取する
カーボローディングを始め

オナラがプップと出る中
前日の朝食


リンゴにかけられた西瓜糖が心を和ましてくれました

昼食はバスの中

これに加え、談合坂サービスエリアで名物の鶏モツ煮

夜は西湖湖畔の民宿でドーンと

大学の合宿も受け入れている民宿の食事は
とても良く考えられたメニュー構成で
「これで完走出来なきゃバチが当たる」てなもの

ビール1本と2杯メシでワサワサ頂き
21時消灯
3時30分起床

朝食は焼き魚や納豆、生卵、お漬け物とか、
そしてモチ1枚入ったみそ汁とメシ2杯

有り難いな〜と感謝しつつ
やはり屁がプップップ

この民宿では7名の相部屋だったのですが
これが痛快!

ボクを真ん中にして30才から70才までの男7名
マラソンを何度も走ってる方
今回が初めてだって緊張されている方

晩メシ食いながら語りあった、走ること、生きること、
そんな会話が宝物になった河口湖マラソンでもありました。
(しかし、みなさんタフだな〜)

星もキレイな朝5時半に送迎バスで30分
スタート地点の船津浜まで

ELTの“fragile”のインストバージョンが切なく流れる中
(やっぱこーゆーシチュエーションにはavexだよな、、)
徐々に明るくなってくる河口湖畔で
気持ちも昂る

いやいや、
ともかく心を静めてストレッチ

右足の痛みはホトンド解消してたけど
ともかくストレッチ&ストレッチ

スタート1時間前でヴィダーインゼリーでカロリー摂取

この辺まで相部屋だった
30才の学校の理科の先生Oさんと
47才初マラソンのSさんとご一緒

それぞれのお人柄に
さらに気持ち静やか

しかし
荷物置き場ではぐれて

まあしょうがねえ、
ボクは名古屋からエントリーされた
マラソン初挑戦のKさんと合流

7時30分
有森裕子さんの掛け声で河口湖 日刊スポーツマラソンスタート
(以前有森さんのエッセイの挿絵をやっていたので、
レース後ごに挨拶させてもらい、花の絵のポストカードをプレゼント)

14000名ほどの参加で
河口湖2周のフルに10000人くらい
アトは河口湖1周の27kmとゲストの方々と走るファンラン11km
吉澤ひとみさんとかデンジャラスのノッチが走っていたり、
日刊スポーツらしくなかなか華やかレースです

そして
去年のNAHAと比べたら
明らかに「走れる人」のレース

しかしまあ
こちらはチンタラ走の文系ランナー

自分の目標はともかく気持ち良く笑顔で42.195km
でもって、ハーフの記録から4時間40~50分でフィニッシュ


いや、もう最高でしたよ!

途中までは、、

このレースは5kmごとの表示なので
ともかく自分の身体と会話して
わずかだけど経験も活かしてペースメーク

25kmまでキッチリ5km / 35分、
てことは1km / 7分の実に目出たいマイペース
10kmまでは汗さえかかず
筋肉は快調にボクを運び
呼吸も乱れることなく
もうアトはフィニッシュするだけじゃんみたいな

そこでちょっと疲れの出てきたKさんの先を行き
晩秋の湖畔をユッタリとした気持ちで走ろう
なんて思ってたら右足

まあ、仕事や日々の生活、
今回だったら
厳しいスケジュールの中
GINZAという雑誌に描いたハワイの絵4点とか、
母の看病で東京と群馬を何度も往復した快速列車とかね、
そんなこんなも含めてのオレの42.195kmだわな、、

人生はかくもホロ苦く痛くもあり
そして
ともかく走りつづけなければならないのだ


なんとか完走


去年のNAHAの初マラソン

スベテ出し尽くした完走だったけど
今回は走り終えても大した筋肉痛も無く
あと20kmくらい走れそうな元気

ただ右足のどこかが痛むだけ、、
悔しいねえ〜、、

しかし、

ボクから遅れること30分でKさんフィニッシュの連絡
その晴れやかな顔とか

その後分かったOさんSさんの見事な記録更新や初完走とか

母親も手術ガンバってくれたしな

沢山のヨロコビに触れられた晩秋の日曜日の5時間10分

メシと富士山は
パワーをくれるってこと
心と身体に刻めた時でもあった!

そしてみんなとの別れの合い言葉
「また走りましょう!」

もちろん
次の日の朝代々木公園へ
とりあえずはウォーキングだけどね

富士の裾野を抜けて行った風の余韻を感じに
行ってきました

2010
1129
PEACE!!

コメント / トラックバック 8 件

  1. kyoko より:

    アミイゴさんのおかげで、前半のペースの維持ができて、なんとか最後まで完走することができました。
    アミイゴさんと走ることができて、ほんと楽しかった。
    ありがとうございます
    走っていたときにみた雄大な富士山や湖の光や風、樹々、
    ひとつひとつの風景がとってもきれいで、今思いだしても
    しあわせです。

    ただいま私は全身筋肉痛。。
    この痛みも生きているからこそだなあっておもえます。

    合言葉はまた走りましょう
    ですね

    そんでもって絵もかいてみたいなあって思いました。

  2. oka_pon より:

    本当にお疲れ様でした!!

    私も、昨日までは全身筋肉痛で歩くことすらままならなかったのですが、
    今日から練習をスタートすることができました。

    そうですね!
    「また走りましょう!」

    ぜひまた!

  3. >kyokoさん。
    今回、ペースメーカーの役割が意外や楽しいことを発見。

    でもって、最後はキッチリ孤独で、痛くもあって、

    オモシロかったな〜!

    うん、なにかとても哲学的でさえあったなあ〜。

    ともかく、これからもチンタラ走り続け、
    またどこかの路上で再会出来たらですね!

  4. >oka_ponさん。
    ありゃ!もう金曜日、、
    河口湖の何時間が、もはや神話的なベールに包まれ、
    筋肉の痛みを含め、美しい記憶に昇華されてますよ。

    そしてボクも一昨日からジョグ

    それにしても、
    全身筋肉痛のoka_ponさんをウラヤマシく思う、
    座骨神経痛の1点で全力出し切れなかったオレっす、、

    やっぱ、次だなあ〜〜

    次、またどこかの路上で!!

    別府大の路上でお会い出来ることは無いはずだけどね、、

  5. あっこ より:

    ええ ほんとに富士五湖まわり
    紅葉も富士もすばらしいです。
    水もおいしいですよ~
    私の地元ですので 
    湖畔のおいしいレストランを 
    ご案内できたらいいですねえ・・・

  6. >あっこさん。
    80年代は、
    てか、
    昭和の最後の方か、
    には
    毎年訪れていた富士五湖。

    最後に河口湖に行ったのは?
    なんて思い返してみたら、
    なんと20年前、、

    泊ったコテージでリゲインのコマーシャルが
    流れていたのを思い出したよ

    そして、
    あまり変わっていない街と
    変わらぬ自然の美しさに再会出来た
    42.195kmでもありましたよ!

  7. あっこ より:

    あらら~毎年でしたか
    案内するまでもなさそうですね!
    富士山ダイスキ!

  8. >あっこさん。
    いや〜〜、
    20年以上前の毎年だからね、、
    誰も「パスタ」なんてコトバ使ってなかったような時代さ。

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