雨の日のお百姓仕事

日曜日は『食・唄・畑・歩』という CHUBBYのイベント
午前9時半の新宿をチャーターバスで発って雨降る那須の“創造の森”へ
芥子の花も雨に濡れて待ってくれてました
この前年の9月にCHUBBYの2周年パーティーで行ってるから
今回で4回目
初めての時はかなりの酔っぱらいパーティーだったことを思い返すと、
若いCHUBBYという場所の成長記録に立ち合っているようなバスハイク
個人的にも今までで一番良い汗をかけたと思います。

今回は創造の森から歩いて30分の農園を目指します
牧草を育てるためにダイナミックに掘り起こされた土地

東京のサッカークラブのサッカーグラウンドで、
今は使われなくなり荒れ放題な土地を抜け

白樺の樹皮が白くなりきれない標高400メートルほどのこの辺りは
もともと雨の多い土地
そんな土地が育んだ植生の森を抜け

目の前に広がる牧草地や畑の遥か向こうに見えるのが
今回の目的地“大田原農場”
その間、農業にまつわる沢山の問題を
ボヤ〜ンと雨に濡れながら話あえたのが
妙にリアリズのある経験でした
そういえばコドモのころのボクは
よく雨に濡れながら歩いていたな

大量に牛が飼育されている牛舎の周りは
ツンと鼻につく牧草や糞尿の発酵した臭い
しかし
すぐにその臭いに慣れてしまいました
ケアの行き届かない家畜の臭いは
ケアの行き届かない臭いのままいつまでも不快なものです
この場所がどれだけ心を砕いて農業に従事しているのか
この臭いから知ること沢山です

本来は“リンゴの摘果”が目的でしたが
天気のいたずらで季節がずれてしまい
ならばブルーベリーの足元に“バークたい肥”という
杉の皮を発酵させたもので
土の酸性に保ち
雑草の繁殖を防ぎ
根元の保温にも役立つ
そんな農法のお手伝い
“マジ仕事”なので
作業中の写真はありません
ただ
農具の扱いがさすがにみんなより慣れているボクは
つくづくお百姓の孫なんだなって思いました

150m四方のブルーベリー畑
その根元にバークを撒く作業
「いつもはヒトリでやってる」とは
ひ孫を抱えた“アラエイト”な農場主さん
明くる日
紀伊国屋で見たブルーベリーがどれだけ眩しく見えたことか!!
食べること
ハンパ無いです
エコとかロハスとかマクロビとか
経済用語ですね
“農ギャル”
当たり前に新しいです
そしてそんなボクらの思惑に関係無く
雨の降る日があります

本来人力によるバーク撒きは
バークが雨に濡れていない方が効率よく出来るはずで
今回は異例の作業だったはずです
しかし個人的な経験では
田植えは雨の中でもやっていました
大変なお百姓仕事があって食い物が作られ
その思惑とは関係無く雨の降る日もある
そんなこと確認出来ただけで充分ウレシい1日
そして農園のご家族
飛び切りエレガントでした
大変な現場にお邪魔させてもらい
貴重な体験ありがとうございました!

創造の森に戻り
グッタリ汚れた服を着替え
白くふやけた足を拭いて
気持ちを切り替えてPoPoyansのライブ準備
お邪魔した土地で半端な音は鳴らせないですね
そしてPoPoさん
森の妖精さんは里におりて来て
不慣れながらも大地に足を踏ん張った“農ギャル”としての唄を
この日の夜に残してくれましたよ

夕闇が迫り
雨足が強まり
唄に呼応して稲光まで光り
一週間前のような晴れ間には出会えなかったけど
それでいいんだ
そんな一日
そりゃもう頑張り倒したCHUBBYスタッフのみなさん
おつかれさん!

22:30の新宿でみんなとわかれて
さてボクはもう一仕事




