ボクらの○○
SPUMAという場所で創るのは最後になるボクのイベントです。
唄の出演はbabyteras“みちこ”のsolo
いつもは2人で唄うbabys ですが、
相方のしーちゃんが産休のため今回も欠席。
唄を越えた人間ドラマの場所になったOurSongsで、
しーちゃん不在の中、緊張に“ゲロ吐き顔”になりながらも、
出会った人の心を掴み愛を与え続けたみちこの唄。
“SPUMAでのOurSongsは、
彼女の唄が開くのを気長に待つために機能したイベント”
そんな言い方も出来るんじゃないかと思います。
そしてこの夜
“babytearsのみちこの唄”でなく
“みちこの唄”にたどり着いてくれたんじゃないかと思いました。
孤独で豊かでセクシーで力強い表現
そんなLIVE
こんな唄を引き出せるなら、
毎回「最終回」って言えばよかったぜ、OurSongs。
しかし、
唄は毎回が最初で最後なんだと思ってやってきたよ、OurSongs。
お客さんみんなが「泣いた」て言ってたけど、
そんなんに気が付くヒマも無く、
この日の唄との出会いがウレシくて、
明日を想像するので精一杯になってしまったよ。
そんな唄
そんなLIVE
みっちゃん、ありがとう
2回に分けたLIVEの1部の最後は
OurSongs「Hello Good-by」
ボクらにとってとても大切な唄となった1曲。
この曲が生まれるのに、
この場所のこの時間が役に立ったのであれば、
こんな地味で芥子粒みたいなことでも続けてきてよかったよ。
それと同時に沸き上がる怒り。
SPUMAに展示してあるダレかの作品がヒドくて、
そこで食事をする人、語り合う人、唄う人、唄に出会う人のヨロコビ、
食事を作る人、サービスに気を使う人などの誠実さなどなど、
人に対するイマジネーションを一切感じられなくってね、、
そんなんでスベテがダメに思えて来た。
ボクはボクの理想と美意識でもってここで時を刻んで来た。
しかしそれはボクだけの問題だけだったでわけで、
ナニも変わっていないんだって怒り。
だから「最後」なんて言ってシンミリなんか出来ないよ。
で、そうだ、
ボクはボクの理想と美意識と何より“怒り”でここでの時を刻んできたんだってね、
あらためて気が付けたよ。
下らないものはぶっ壊してやる。
“憎しみ”じゃなくて“愛”をエネルギーにね。
5月8日は新しい始まりのOurSongsだと思ったよ。
いつもこの時間に全力で臨んでくれた、
ホールのMさんがSPUMA閉店を待たずに辞められ、
この夜はお客さんとして来てくれてた。
そんなこと1つでもメチャクチャ空気が変わってしまうことも大発見。
たとえば曲の流れで唄の表情が変わった瞬間、
彼女だったらあの場所に身を置いてくれていたよな。
とか
ひとりで来られているお客さんが唄にこの角度で向き合っていたら、
料理の皿はあの角度から出されていたよな。
とか
それが正解かどうか以前に、
人のために働いている姿が空気をキリッとしてくれた。
唄をや人の心をさらに磨いてくれた。
そんなことはいとも簡単に失われるんだって発見。
この夜のスペシャルメニューは今までの経験を足がかりに、
“OurSongsとしての食のあり方”に1つの完成型を見せてくれ、
それ以上に“次”が楽しみに感じられたものであったこと。
SPUMAのOurSongsに22回足を運んでくれ、
撮影を続けてくれたKさん。
ちょっと遅れて参加で1年半ほど撮影を続けてくれたMさん。
そんな2人と、
初めてだろね、
クリエーティブな会話でもって「次ワルダクミ」を考えられたこと。
前回3月14日はパーカッションのミノルくんと創れた時間であり、
孤独で続けて来たからこそ人との関わりで次を創造出来る可能性を手に出来た事、
ちょっと誇りであるし、さらに高いハードルを感じたりもします。
SPUMAでは最後のOurSongsだけど、
ともかく次。
生きてる限りがLIVE
そう思ったよ。
まあ下らないヤツらには好きに言わせてあげてやった
SPUMAのOurSongsだけど、
6年半で下らないヤツとの名刺交換は1回もやらなかったぜ!
そんなこんなで、
この場所で出会って下さったみなさん、
ありがとね〜!
PEACE!!
しかし!
5月8日のOurSongsいつものSPUMAは、
5月15日のeliちゃんのPukiRevo LIVEと2つで1つ!!
ともかく来てもらわねばSPUMAのOurSongsが化けて出ますよ!
みなさーん!渋谷plugで待ってま〜す!!