59ヶ月め

JAPAN_585
今日は2011年3月11日から1799日め
4年11ヶ月
59回めの11日です。

東日本大震災の発生の夜に描いた日本列島の絵、

PEACE for JP


来月の5年を前に「5年め」バージョンを作りました。

5年でなにかの区切りがつくわけでは無く、
次の5年、もしくは1828日になにをやるのか?
個人的にはそんな思いを込めてありますが、
みなさんはご自由に使っていただき、
身近な方との会話のきっかけにしていただけたら幸いです。

*大きなサイズのデーターも以下のリンクにアップしました。
http://24.gigafile.nu/b24052357e4f95b711ed38f99cb6fc32-0218
今日から7日間ダウンロード可能です。

JAPAN5_585

2011年3月11日制作バージョンも再掲載しておきます。
JAPAN

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2月8日はCandleJUNEさん主催のLOVE FOR NIPPON
1月10日代々木公園イベントと「これから」に関する報告会。

軽食や飲み物を楽しみながらも
イベント「打ち上げ」では無く「報告会」。

その発想に3月11日以降の発想を感じます。

JUNEさんの震災以降に考えたこと、
その後のアクション、
今後のクラウドファンディングを含めた活動に関して、
大変な熱量を込め真摯に語りかけてくる姿の共感。

今後もなんらかの形で協力するとともに、
ボクが続けてきたことにも、
彼のマインドを生かしてみたいと思っております。

LOVE FOR NIPPON
http://lovefornippon.com

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この集まりでパネラーとして活動を伝えた
福島県双葉町出身のGASさん。

あまり外で語りたくないような現地の実情を語りつつ、
双葉町の未来に関してたくさんのアイデアを語ったのが
強く印象に残りました。

その中のひとつのアクションが、
ボクがこれからやってゆこうと考えていたことと重なり、
そこにはボクの生業であるイラストレーションの可能性なども見え、
今後なにか一緒に出来ないか探ってゆくつもりです。

震災からあと1ヶ月で5年。

ボクのアクションや人とのつながりは岩手や宮城を経て、
やっと福島にたどりつきそう。

ここまで5年かかったわけだから、
これから5年なにをやってゆくのか?
今まで通り先回りすることなく
顔の見える関係の人とから学び考え続けてゆこうと思います。

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10日は渋谷のDAY LIGHAT KITCHEN で、
店主で古くからの友人である塚本サイコさんが企画運営する、
食に関するポータルサイト構築のためのキックオフ説明会。
そして意見交換会。

サイコさんも震災の経験から一気に人生の舵を切り、
未来を生きるイメージを模索し続けてきました。

その考えの中心が「食」

多くの部分で共感出来、
また自分の経験や力を生かせるイメージを持てたり、
やはりイラストレーションの可能性なども感じました。

彼女も考えを先回りせず、
まずは信頼おける人たちとの考えの交換によって、
ポータルサイトを構築してゆくという考えで、

これからも風通し良い会話を重ねる先で、
生きる希望を持てる未来を創造してゆく力になれたらと願っています。

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10日の夜はボクがアートワークを担当した本
「赤崎水曜日郵便局」の企画運営者である楠本智郎氏を熊本から東京に迎え、
担当編集者とアートディレクション&デザインを担当された那須彩子さんとの会食。

熊本の過疎の地域の廃校を使い、
『水曜日の出来事』記した手紙が日本中から届く「水曜日郵便局」を企画された方は、
当たり前に会話の扉が開けた方、
もしくは「人を見れる人」

その発想は、ひとりの頭の中だけで練られたものではなく、
人との関係の中から肉体性をもって絞り出されているイメージだったのが、
非常に共感するものでした。

結果、時間を忘れた語らいの時が生まれ、
なるほど「次」はこういう空気の中から生まれるんだ実感。

ボクは個人の展覧会「東日本」なども、
これからも続けてゆくのですが、
そういったことの裏付けを頂けた時間になったんだと思いました。

こんなチャンスをイラストレーションという仕事の中から獲得出来たこと、
この仕事をお声掛けくださり、
きっちりコミュニケートし続けて下さったみなさんに感謝です。

そして2月11日の早朝は、
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5年前にボクの暮らす街に生まれたコーヒー屋へ、
ちょっとお祝いしてきました。

開店から1ヶ月で経験した震災。

どうなってしまうのか?という不安を乗り越え、
街や人のデザインを良いものへと変えてゆく場所として、
成長もしたし、やっぱ、踏ん張ってきたんだよなあ〜と。

いやいや、すべての人がそうやって生きてきた5年だと信じ、
2011年3月11日以降を生きるための数多くの仲間も得た、
まずは顔の見える関係のコーヒー屋の5年に
自分の5年を重ねて思ったというのが本音。

来月は5年。
しかし、5年。
ほんとこれから!!

だよね〜

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