年の瀬の青森-塩釜旅

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12月の終わりの方で東北旅。

山下達郎さんの青森でのライブに参加。
その帰り道で宮城の塩釜に寄ってきました。

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ず〜〜っとファンだった達郎さんでしたが、
ライブはこれが初。

それを青森で出会うことが出来て、
ほんと良かった〜

自分の表現に見合った場所はスタジアムではなく、
音の良いホールだってことを信じ、そこでベストを尽くす。

「効率」が悪いと言われるが、
しかし、すべての唄が1人ひとりに向けられているように感じたライブ。

青森まで出向いてボクは、
ほんと「効率」では手にいれられないホンモノを手にして帰ってこれました。

青森は1年9ヶ月ぶり。
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前夜から降り始めた雪に覆われた街で、
気になったコーヒースタンドに入ってみたら、
スタッフの女性がとても気持ち良い対応をしてくれて、
それだけでまた青森に行きたくなってしまったな〜。

お店のスタイルは、
ボクの暮らす東京の代々木あたりのLittle Nap COFFEE に似ていて、
これはもちろん影響を受けているんだろうけど、

今や情報があっという間に拡散される社会の中、
店のスタイルのオリジナリティーより、
そこでどんな人がどんなマインドで働いているか?みたいな部分で、
その街に暮らす人のマインドが豊かになるなあ〜と。

ほんと大切なのは「人」

そう思い、友人であるコノハト茶葉店の三宅さんと合流。
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待ち合わせした店が、
これはきっと地元の人が「オシャレ」と呼ぶ店なんだろうけど、
やっぱ働く1人ひとりがとても気持ち良く見えて、
男の子ひとりを捕まえて「きもちいいねえ〜」と伝えてみると、
ニッコニコで「はい、この仕事好きですから!」と。

たまんねーなー、18歳!!

と、聞けばこの店も、さっきのコーヒー屋さんも、
経営者は一緒だってこと。

う〜ん、やっぱ「人」

思いっきり気持ち良い人を感じた青森、
ありがとう。

三宅さん、またね〜!

で、帰り道の寄り道の塩釜。
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もはや心の故郷のように感じる塩釜で、
震災以降懇意にさせていただいている共栄丸水産さん。

塩釜みなと復興市場での仮設での営業を去年の5月で終え、
11月に念願の「もとあった場所」東塩釜の越ノ浦漁港で直営店を再開。

そのお祝いに寄ってみました。

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いや〜
こういうことをこんなにうれしく感じるなんて!

元気に働く水間さんご一家ご一同さん。
みなさんの表情が、
やっぱ仮設ではなくホームって顔してんだよね。

誇り高きばかはつてきな笑顔!

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津波被害で流された土地は、
かさ上げされて再建されたわけだけど、
仮にまた同じことが起きたら、確実に失われるんだと想像します。

それでもこの土地に戻り、
笑顔の仕事の日々を紡ぐ。

その意味をボクごときが分かるはずはなく、
ただ、これから未来を生きてゆく上で、
とても大切な何かを教えてもらったはず。

今は「何か」としか言えないけれど、
共栄丸さんの育てるワカメや昆布を食いながら、
これからの人生を通して「何か」のなんたるかを探ってゆきます。

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祝いと言いつつ、
結果また被災地の甘い汁を吸ってきてしまったぜ〜、、な
おもてなしを頂いてしまい、

うん、また来ます!

で、これを読んでくださってるみなさん、
共栄丸さんのワカメに昆布、牡蠣ホタテなどなど、
ほんとに美味いっす!

いやいや、共栄丸さんに限らず、
この土地の海産物、ほんと美味いっす!

つか、東北美味い!

みなさん、ぜひ遊びに行ってみてくださいね〜

水間さん、
ありがとー!
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みなさん、お元気で!!

そんなこんなの弾丸東北旅だったけど、
とっても得るものがデカかった。

共栄丸水産
宮城県塩釜市越ノ浦 越ノ浦漁港161
JFみやぎ塩釜市第一支所直売所 

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