子供の情景
世の中はゴールデンですが、
ボクはやることやらねばと“五月晴れイヴ”な東京を駈けました。
とりあえず今日締め切りの仕事。
某書店から出版される本の表紙になります。
で、
要望をスベテ受け入れる直前のアイデアを盛り込んでもう1枚
こう見えても頂いた原稿は全部読みます。
読んだ上で導き出したデザイニングプランを足場に描きました。
仕事としては反逆だし、
商売としたら赤字である進め方ですが、
さてどちらが採用されるでしょうかね?
そんなこんなで、
深夜>朝っぱらと気合いを入れ通し、
一瞬ポカリと時間が空きました。
フッと思いつき、某書店もある街神保町へ。
岩波ホールで上映中のイランとフランスの合作映画、
舞台はアフガニスタンはバーミヤン、
主人公は6才の女の子、
「子供の情景」を観にゆきました。
ターリバーン制圧の記憶の残るバーミアンでの子供の無垢と残虐。
911以降の世の中で、
いやいや、
それよりずっと昔から続く人間のバカタレさ、
まずは身近なバカタレをこの映画の場面場面に置き換えてみてください。
世界は暴力で溢れていますね。
クランクアップの時点で19才の女性監督の描いた世界。
6月までやっているそうなので是非に!
それにしても岩波ホール、久々でした。
多い時は月に30本は映画館で映画を観てたころがあって、
そんな中でも岩波ホールは世界へのリアルな窓口であったね〜。
で、さすがに映画館に足を運ばなくなった最近が続いていたんだけど、
しかし、岩波ホールも神保町も、
改めて足を運びたいなあと思ったゴールデンでした。
神保町からは都営地下鉄新宿線で新宿三丁目まで、
「なん度このコースを往復したんだろう」てくらい、
目をつむっても移動出来るコースです。
モナリザもビックリな画材屋“世界堂”で
大分でやるワークショップのための画材を購入。
そこから歩いて新宿駅へ。
ここも目をつむって行けますね。
チビッコ3人と待ち合わせて約束の場所へ。
東京屈指の場所とのタイマン勝負。
キリッと熱い時を創造しますよ!
その後もバタバタ仕事で駆け抜けた世間的にはゴールデンな木曜日。
お月さんだけは、それを見上げようとする人に対しては公平に、
東京の空に浮かんでおりました。