15時間

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先日の土曜日は午前11時15分から深夜の2時15分まで、
代田橋CHUBBYでした。

昼間は“office 音符 otonofu”さんの企画

3月21日に続きフォークシンガー中川五郎さんのライブや、
詩人の谷岡亜紀さんの朗読に
ピアノの中西由起子さんやパーカッションのわきたにじゅんじさんのサウンドを、
CHUBBYのビュッフェランチと一緒に楽しめる時間。

前回のボクの作る音を音符の末森さんに気に入って頂き、
今回もお声かけを頂きました。

大雨の土曜日の午後、
CHUBBYは年配のお客様で一杯。

みなさんそれぞれのリズムでこの場所を楽しまれ、
ワサァ〜っとした空気が心地よく流れ、
しかしライブとなればキュッと集中する意識。

若い人にも(若い人こそ?)立ち合ってもらいたかった
美しい心意気に溢れた時間でした。

谷岡亜紀さんが大阪の西成に移り住んだ経験から生んだ詩、
西成の人たちの飾らない言葉で綴られた厳しくも生き生きとした毎日、
グググと胸に来ました。

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クラシックギター奏者の息子さんも出演されていた末森さんは、
先日まで巡っていたイスラエルでの経験を唄にされていました。

ゴラン高原でナニを見たのか、
ヒトリの言葉だからこそ感じるリアリズムがグサリ心に突き刺さります。

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わきたにさんが持ち込まれたクリスタルボウル、
水晶を溶かして生成し直した美しく神秘的な音のする楽器。

雨の日の土曜日の午後に、
心にも身体にも共鳴する響きで気持ちよかったね〜。

そして中川五郎さん。
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限りなく無垢です。

ウッディガスリーやピートシガーがこの世に居て唄い出した世代。

言葉の力を信じて生きて来てもうじき60才。

その辺で唄ってる若いヤツらより40才は若く感じます。
(もしくはその辺で唄ってるヤツらが老け過ぎなのか?)

「25年目のおっぱい」とか
「30才のこども」とか

男の子のバカヤロウ魂そのままのウレシい言葉を吐き続けます。
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その辺に氾濫してる音楽よりずっとロックンロール
最後はイスからジャンプしてまっ白な灰になってました。

やっぱ表現ってここまでしなやだよね。

可笑しくて哀しくて
ぺんぺん草の1本も生えてないほど熱く燃え
最後は清々しい風が吹き抜けた7曲のLIVE

次にまたチャンスがあれば是非お手伝いしたく思いました。

それにしても、
年配の方がこうやって元気に集まって燃えてる絵、
これからもっともっと増えてゆけばいいよね。

そんなこんなでグッタリ疲れて遅くの昼メシ
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チャビ子のビュッフェ一盛り。

いやー、研究してるね〜。
年配の方を意識してだろうけど、
味も食感も優しくワインにもバッチリ。
旨い!染みるぅ〜。

食べたら眠たくなってきました、、

眠たくなってきたので家に帰らずそのままCHUBBYで仕事。
60枚というイラストレーションの仕事のラフを描かねばです。

17時から始めて
途中紅茶とチョコレートケーキとワインとビールとハンバーガーを頂いて
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閉店時間深夜2時をちょっとまわったくらいで60枚完成。

疲れたー、、

しかしCHUBBYスタッフも同じ時間働きっぱなし
しかも立ちっぱなしだもんね、、

頭が下がります。
おいしいゴハン、ごちそうさまでした。

なんつーか、とてつもない清々しさが心に残った土曜日の1日。
こんなcafeの使い方で15時間ての有りでしたかね?イエイ!
 

そうやって描いた絵がこんな。

男はなぜテレビを見てる時は無口なのか
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とか

男はなぜSEXの後にすぐテレビをつけるのか
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とか

男はなぜ痛みや悩みを人に知られたくないのか
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とか

男はなぜ彼女がヘアスタイルを変えても気が付かないのか
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とかで60点。

チャライです、、

しかし下らないと笑うでないよ、草食男子。

中川五郎さんにもボクにも今も萌える小学5年生魂。
男と女の間に生まれる不理解は生きる上での永遠のテーマ。

男子は傷ついてナンボなんよ。

傷のデカさが愛の深さと永遠に勘違いし
そして死んでゆくんよ。

ふう〜〜、、手が痛てえ、、
少なくともペンだこはさらにデカクなったぜ。

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