ある日曜日
食い物のことで息子を叱ると
5歳の浅はかさをもって全力で反抗しやがる
が、
こっちも引くわけゆくはずもなく
カミさんとふたりがかりで言って聞かせる
息子はなんとかこっちの言い分を聞き入れ
食べかけの肉まん6分の1切れをラップに包み
カミさんと一緒にヘアカットに出かけた
そうやって育った先で
こいつはどこに行くのだろうか
今できることは
日常のなんでもない風景を確認し
痛みや悲しみを共有するためのスペースを確保すること
そういったすべては静けさの中に置かれている
しかし
それは決して閉じた状態ではなく
世界に向けての感性はより鋭利に磨かれるし
そうしなければ見つけられな美しさというものが
世界にはある


