17才


千駄ヶ谷のギャラリーエフさんからお話を頂き
“セブンティーン、17歳” SEVEN TEEN 思春期に思うこと」という企画展に参加します

毎年の正月に恒例となっているエフさんの企画展
毎年違ったテーマに沿って描く展覧会も今年で17回目
そんなわけで「センブンティーン」だね

ボクは10回ちょっと参加してるはずだけど
その年の書き初めみたい気持ちで望めるのがウレシくて
テーマに出会ったところからはじめ
画材や描き方をゼロから構築していいます

ついでにその絵の背景となるストーリーも構築して添えて
壁面に置かれたイラストレーションとして機能するようにもしてきました

今回はボクの17才を過ごした高校を描き
タイトルを「桃色グレーに包まれた県立母校」としました
(アップした画像はデジカメ撮影)

17才

1979年から1980年にまたがる「桃色グレー」な質感の記憶

あらためてこの1979の流行歌をしらべてみたら
ものすごく心にへばりついてくる名曲といわれるものばかり!
「いとしのエリー」から「おもいで酒」まで
「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」から「愛の水中花 」まで
「モンキー・マジック」から「おやじの海」まで
テレビが黄金であった時代
コドモからじいちゃんばーちゃんまで誰でも唄えた歌ばかり

山口百恵が「いい日旅立ち」を唄う側で
YMOが「ライディーン」をピコピコさせて
ボクはPUNKにもHip-HopにもレゲエやSKAにも出会い
もうなんだかわからないまま1980に突入したところで
忌野清志郎とビートたけしという人に出くわした

その頃からテレビも昭和も戦後も死に始めてゆくんだな

その直前でボクは
ともかく走ってばかりいたなあ

県立母校で一番トレーニングの厳しい運動部はバトミントン部で
そこでともかく走ってばかりいた

恋だの夢だの浮かんできたりもしたけれど
そんなこんなスベテ蹴散らして
ともかく走っていた

走るの止めると
得体の知れない不安や恐怖が目の端にチラついたり
触れたく無いイヤなものが
心に滑り込んできてしまいそうだったからね

心に蓋をするかわりに
ともかく走り続けていた

そんなボクに清志郎とたけしからムチが入って
それはケッキョク昭和が終わった1989まで続いた

だから
あらためて17才を振り返ると
ナニを記憶しているわけでもなく
よこしまな桃色や
どっちつかずのネズミ色や
もしくは真冬に走っているボクのホホを叩き続けた
赤城下しの空っ風の砂嵐の黄色だったり
ボンヤリとした色彩のベールの向うにある
ナニモノカ

17才には戻りたいとは思わないけど
あの頃心に仕掛けた時限爆弾みたいなものが
どんなものであったのか
それは思い出して
出来れば絵にしてみようと思っています

その何歩か手前で“箱庭”を作ってみたのが
今回の絵です

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  1. […] This post was mentioned on Twitter by momonicamonica. momonicamonica said: RT @amigosairplane: 17才の頃についてちょっと http://bit.ly/idcNAS […]

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