8/20~21沼津でのこと


8月20、21日と静岡県沼津のBLUE WATER で過ごしました

新宿から小田急線の特急あさぎりで2時間
過去に何度もお世話になっているBLUE WATERは
現在ボクの花の絵を展示中です

今回は20日にバロンくんのライブ
21日がボクのワークショップ


バロンくんのライブは急遽決定のイメージ

7月の青山CAYを沸騰させたバロンくんも沼津では無名
しかも急遽なわけだから
BLUE WATER のみなさんが全力でお客様を集めて下さっても
満員に集まるはずは無く、
しかしバロンくんは全力であり、
だからこそ出会ってみたかったバロンくんの本質に触れられたような、
ボクにとってはとても貴重な時間となり、
BLUE WATER は「次」を想像するチャンスを得たような、

いつもいつも「出来過ぎ」なライブを演出してくれる
BLUE WATER に対して、
初めてクリエーティブな欲求が盛り上がり、
店主にA氏とバロンくんとボクとで、
「次はこうする!」「いやこうしなければ」
「ともかくお互い甘えてる場合じゃない!」
みたいな熱い会話をホッピーと共に飲み干した沼津の夜

結果
バロンくんには「日本人のスベテが唄えるような曲を作ってくれ!」
とかね
酒の席での戯れ言なのか?
いやいや、
この夜の唄を聞いて「可能性は有るんだ!」と確信した次第。

お立ち会いのみなさま
この夜にご一緒出来たこと
ウレシく思います!

バロンくん
また沼津で!!

でもって
かなりの二日酔いで21日の昼前に集合

ボクの「誰でも絵が描けるワークショップ」

こちらもBLUE WATERの皆さんが
必死こいて参加者を集めてくれた爪痕を感じます。

ボクも二日酔いに負けることなく必死こいて格闘しなければです!

その前に、
参加費に含まれているゴハンタイム

それが流しそうめんだから可笑しくてしょうがない。

4本の竹の樋を駆使して20mほど流れるそうめん

これって高さとか角度とか水量とか
かなり研究したよね、、

たっぷり準備されたそうめんと野菜のフリッターなどなど
いやいや、
ソフトクリームや綿菓子まで。。

ワークショップで絵を描くまでもなく
参加費の元はとれてしまうのでは?

ホント、ボクと行う小さなことに
飲食店としての「特別」を必死こいて盛り込んでくれて
ありがてえ。

では腹も収まったところで絵を描こう!
(腹が満たされるとなかなかそんな気分になならぬのだがね)

で、あーして、こーして、
傑作20数点完成!

なのだが、

ボクのワークショップ
特に3・11以降のものは
絵をきっかけにヒトリとヒトリの間に会話を創造しようって
目論みが強くて

それは震災以降5ヶ月を越え
莫大な情報やトゲのある強い口調での主張などに触れ続け
疲れてしまい投げやりになりかねない他者に対するイマジネーションを
ちょっとでも呼び戻せるようにと

まずは被災者に向けたコトバを文字として書き
それを絵に変えるゆくためのコミュニケーションのステップを踏んでいったのだけど

小学生の女の子がコトバを書けないでいて、
個人的にコミュニケートしてみたら、
彼女はひと言「ほうしゃの」と書いたところで筆が止まって
“はにかむ”というより逃げ出してしまいそうな素振りを見せていて

福島第一原子力発電所からはるか離れた静岡県沼津市の小学生にとっても
今の世の中は絶望的なものであり
「弱い立場にある人に優しい言葉をかける」
そんなオトナから見たら簡単に思えることでも
ものすごい責任と、
大人の想像を越えた恐怖を感じているんだなってね、

それではと
コトバの部分で個人的なケアをしてあげ、
その後段階を踏んでワークショップを進めてゆく中で
結局その女の子がものすごく素敵な絵を描いて、

ボクはただただその絵が美しいと思ったから
それを集まったみんなに告げたら
その女の子はとてもウレシそうにしてくれたわけで、

描かれた花たちは
ネズミ色だったり、茶色だったり、ムラサキ色だったり、
それがとてもシックな色合いでコトバに出来ない美しさなんだよね〜!

でもきっと、
「そんな色の花はないでしょっ!」て言うのが大人の仕事だったり、

もしくは、
「こんな色で描いて、何があったの!?」なんて心配するとか。

で、
確かに彼女は「ほうしゃの」を恐ろしいものと感じていて、
それ以上のコトバを表現することが出来な状態にあるんだけど、

そんな張り裂けそうな心を
コトバではなく絵として表現することで
この日集まったみんなとコミュニケートしたんじゃないかな?

その絵は「ただ美しい花の絵」だった

だからボクたち大人はその絵から意味を見つける必要は無く
ただその美しさに感嘆し
美しさのみをコミュニケーションの拠り所として
美しい会話を生めばいいんだと思います。

それと同時に
彼女が恐怖を感じているモノ
それを取り除くことに全力を傾ける
それが社会の中の大人の責務なのだと痛感しました。

そして胸を張って「ダイジョウブ」て言ってあげなくちゃだ!!

ボクは絵を通してこんな考えに至ったけど
みんなそれぞれ得意な分野で
小さくてもいいからコミュニケーションを創造してゆけばだよね。

それは圧倒的な自己責任でもって行われなければならないことだけど
それを「やさしさ」と呼べるようでありたいなあ〜

政治をやってる人には出来そうもないことだから、
ボクたちの手で
小さくてもいいから責任持ってだね!

単なる絵のワークショップを越えて
人として必要される重大なモノに触れられたような沼津の時だけど

それは
この街のBLUE WATER という場所で
ボクごときがやることに対しても必死こいて向かってきてくれた
店主さんやスタッフのみなさんが作ってくれた空気を吸えたからこそだね

結果的に大いに甘えさせてもらった2日間であったけど
あらためて
貴重な営業時間を削ってまでこさえてくれる時間の意味
深く深く考え
恐怖さえ感じるくらいの責任でもって
また向き合わせてもらえるチャンスがあれば
全力で向かってゆこうと思います

でもって
みんなが描いた傑作は
BLUE WATER に飾られているそうな。

では、
BLUE WATER で出会ったみなさん、
力を貸して下さったみなさん、
ありがとー!

PEACE!!

コメント / トラックバック 4 件

  1. gumi より:

    ブルーウォーターいいですね
    ちょいと近いうちに行ってみようかなと感じます

  2. 小池アミイゴ より:

    >gumiさん。
    BLUE WATERは
    都内では考えられないくらいユックリ出来る場所。
    併せて、
    働く意味をいつも考えさせられるんだよね〜

  3. ki-machan より:

    まだことばを話さない小さな子でも、シビぃ顔してるときがあるんですよね。誰もがそういうときがあったのではないかと、ふと思います。

    シビぃ顔して遠くを見つめ、何を思う?

    そこにはやっぱり「なんで?」よりも、シビぃ先の方を一緒に見るとか、そろそろごはん食べよっか?とか、後ろ姿を見守るとか、夢中で絵を描いちゃおーとか、

    そういうのが、これからのなにより!な気がします。

    美しい花の絵がいっぱい!ですね。

    私もBLUE WATER行ってみたいな〜と思います。

  4. 小池アミイゴ より:

    >ki-machanさん。
    ボクたちはコドモに対して果てしのない責任を抱えて生きています。
    そんな中でも、コドモが教えてくれる記憶の奥に眠っていたもの、
    そんなモノをあらためてオトナの責任として美しさに昇華して見せる、
    そんなことがさらに重要になってきたんだと思います。

    記憶の奥に眠っているものが、
    たとえ痛かったり悲しいものであっても、
    美しくだね。

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