ご報告「にじのチャリティー」


4月21日から5月10日まで吉祥寺のにじ画廊で開催した
小池アミイゴ作品展「その辺に咲いていた花」

そこで行った
オリジナルポストカード販売 & ワークショップで生まれた作品販売
による
東日本大震災被災者への義援金

総額で71.539円になりました。

ご理解ご協力ありがとうございました!

今回集まった全額に
展覧会でのボクの作品の売り上げの一部を加え
責任を持って日本赤十字に送金。

被災者支援の義援金として有効に利用してもらうまでを
みつめてゆきます。

あらためて、
ボクのチャリティーの考えを記しておきます。

毎年3万人の人間が自殺する国で起きた
未曾有の自然災害と原子力発電所の事故

今危機的な状況にある人々を救うことが
何よりも優先されるべきです。

ただ、ヒトツ深呼吸、
被災地からこちらで生活する人に目を向けると、
多くの方が経済的疲弊や心の喪失といった社会的な災禍の中
瀕死に近い状態にあることも無視出来ないことです。

そんな中で、
たとえばマスコミが華々しく報道する
有名人の“立派な”義援活動を目にして、
無力感や心苦しさを感じてしまう人が多いはず。

そもそも義援活動は水や空気のようなもので、
例えれば「一杯のコップの水を分け合うような行為」
それは静けさの中で行われるべきものであり、
そこに格差を生んではならぬものでもあります。

だから、
ボクの考えるチャリティーは1円から参加可能のものにしました。
(もちろん、その1円だって厳しく感じる人が居るって想像を持って)

そして、
1円でも出して頂ければ、手もとにポストカードなり絵なりが残り、
もしかしたらそんな絵をきっかけに親子の間で会話が生まれるとか。

ポストカードはボクが作ったものですが、
絵はワークショップ参加の名も無き1人ヒトリが作ったもの。

そんな1人ヒトリの「創るヨロコビ」が連鎖的に続いてゆくことが
いつかは被災地への力となり
日本そのもののシナヤカな力に変わってゆくんだと信じ、
これからもチャンスがある限り、
こんなアクションを起こしてゆこうと考えています。

ちなみに、
今回の展覧会中、5回行ったワークショプで生まれた作品の中から
数点をピックアップして
7月10-15日の6日間、青山スパイラルのCAYで行う
LIVEとワークショップのイベントのメインビジュアルを作成。

それがまたチャリティーを生むような発想を盛り込んでゆきます。

みんなで創ったもの
確実に生きたものにしてきますよー!

で、
そのイベントのタイトルが
本日のミーティングで決まりました

*OurSongs「にじいろの花」

4月22日那須のSHOZO音楽室のbaobab LIVE & ボクのワークショップで生まれた
希望溢れる美しい言葉と絵をお借りして
次の一歩

その前に

今回のにじ画廊でのチャリティーでは、
現場で丁寧な管理を続けて下さったにじ画廊のスタッフさんのことを考え、
チャリティーの中から経費を差し引く提案をさせてもらったところ、
ご辞退の意思を頂き、全額を義援金に充てることになりました。

被災地から200何十キロ離れた吉祥寺のにじ画廊のスタッフのみなさんの
日々の労働も廻り廻って被災者への支援に変わってゆくんだね。

ありがとう

2011
0513
PEACE!!

コメント / トラックバック 2 件

  1. vivia より:

     
    うわあぁァ.・*・:・゚
    アミイゴさん
    にじ画廊のみなさん
    一緒に花の絵を描いたみなさん‥
    有難うございます。

    アミイゴさんの絵の様に、
    ちいさいけれどたしかな生命力
    そんな連鎖が繋がって伝わって、
    おっきなひとつの輪になりますように‥!!

    私の生まれ故郷はふくしまです。
    ほんとうに有難うございました。
     

  2. >viviaさん。
    つきなみだけど、

    こちらこそ

    ありがとう

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