レテのコンサート
昨日はあれこれやらねばならぬ仕事やらなんやらを
なんとか一区切りつけて
ハロウィンの街を早足で下北沢へ
下北沢タウンホールへ
東京の音楽の良心leteが主催で
3度目の開催となる“レテのコンサート”へ!
ちっちゃな悪魔やオバケちゃんにつまずきながらも
1時間ほど遅刻で到着
下北沢のうす暗がりに在って
20名ちょっとで満席になってしまう小さな店
LIVEブッキングがかなり尖っているんだけど
そこに日本中の音楽家が小さな演奏会をするために集まってきます
そして「The Silence of lete」という常套句があっても良いほど
静かな空気感の中に身を置き音楽と向き合える場所
だけど
しかし
今年のレテのコンサートのブッキング
・Ett
・田中亜矢&近藤研二
・とんちピクルス
・小島麻由美
・塚本功
・ザッハトルテ
・MCに角森隆浩
(どんな人たちなのかはこちらをー>PEACE)
田中亜矢さんのところ以外は
ガツッと盛り上がるイメージ
いやいや、
店主のSさんの
今の時代や音楽の有り様に対する
スゲーアンチなメッセージではないか?
「ヌルいことつぶやいてるヒマあるなら、ヒトリでも笑かしてみやがれ!」くらいのね
飄々とした風貌のSさんだけど
並々ならぬ熱いものを今回のブッキングに込めていると見た!
で、
開催当日まで
ツイッターのボクのタイムライン上では
ツイットする指の皮がめくれて血だらけなのでは、、
それくらい多くの方が「来てくれー!」と
今回の関係各位でフォローしてるの2人なんだけどね
多くの人がleteの心意気をなんとか実のあるものにしようって
ホンキで叫んでツイットしてるのがわかる
で!
もし東京にleteが無くなったことを考えてみよう
そんな東京は東京ですら無いように感じないだろうかね?
Hip-HopにはHip-Hopの
MODSにはMODSの
REGAEにはREGAEの
PUNKにはPUNKの
そんな箱が東京にはあって
ボクにとってのCAYやスターパインズみたいな場所や
この前日に行ったOnE drop cafeみたいな場所も生まれ
それがあるから東京
そんな場所の決定的なヒトツ
leteがやるデカイコンサート
涙ちょちょ切れウン万円チケットの商業主義に屈した野外フェスよか
なんちゃらタウンのセレブな箱で繰り広げられる1万円チケットの
海外からやってきた往年のスターの営業ライブよか
ずーーーーっと熱いものがあるぜ
なんせ『1人の男の奮闘記』だもんな
みんな黙って参加して
店主が356日浴び続けているもの
そして未来に対し思うことに耳を傾けよう
若干の空席を見た下北沢タウンホール
いやいや、東京はこんなもんじゃないだろ!ってね
そう思うより
目の前の音楽たちが楽し過ぎた
Sさん
あんたが今年見せてくれたもん
オモシロかったぜ!