中洲恋空


先日ワークショップで訪れた福岡

ここ7年で50往復くらいはしている街だけど
この街の空に雲が描く景色に飽きたことはなく

特に今回の現場が中洲であったものだから
作業のちょっとの間に空を見上げたり
それを映す水を見つめたり
その真ん中をシャナリ行き交う女性に見とれたり


ちょっと見る角度を変えれば
思いもよらぬ色気を見せてくれる街だから


真夏の熱気に当てられた曖昧な意識のまま
ただ街を徘徊するだけで恋の気分


土地の人からは
「ネオンが少なくなって淋しくなった」などと
嘆く声も聴こえてくるのだが

その分空の美しさが際立ち
夜の暗さも有り難く
水に映るアナタの姿の切なさに
情を掻き立てられるのだよ

なんてね

夜の街と深酒に惑わされた
思い込みのスケベさにちょっと落ち込み
朝を向かえるのだが
中洲

それは思い込みではなく
やはり恋愛体質な空を真っ昼間から見せてくれるのだ
博多

ワークショップの様子は後ほど

その前に

旨いフレンチと一杯の珈琲を求め大橋へ

やはり恋多き曇り空が待っていたという話

コメント / トラックバック 2 件

  1. ki-machan より:

    空にうかんで、一緒に暮らしているようで、
    どこにいても、恋をしてしまいますね。

  2. amigos より:

    >ki-machanさん。
    恋こそ最高のリゾートだからね。

    無料で落ちることが出来て、
    しかし扱いを誤ると高くつく、
    そんなんもまあリゾートならではだぜ、ベイベー

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