岩手から熊本へ

熊本日日160723付_NP13d_0721fix
熊本大分での地震発生から100日目の今日、
岩手日報が熊本日日新聞に掲載したお見舞い広告。

被災県から被災県に届けられる静かなエールは、
地道な支援活動の上に乗っかった確かな手触りのあるものです。
*岩手日報・熊本支援号外
http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/y2016/kumamoto/sh160723_gogai.html
*くまもと と いわてのテとテ
http://iwatenote.iwatte.jp/img/newspaper/20160723_2445h.png

悲劇を少しでも未来の豊かさに変えてゆこうとする人たちの
意思だったり、意地だったり、優しさだったり、
あとなんだろね、
ともかくボクが岩手という土地を歩いて感じた人の魅力、
そんなんが反映されたメッセージを絵でお手伝いできて、
3月11日からなんやかや続けてきてよかったです。

もちろん、今困難な立場にある人のことを思えば、
まったくよかないです。

ただ、
ひとつの悲劇を経験した人が次に向かう力を手にするのは、
似た悲劇(同じはありえない)を経験された方に手を差し伸べる、
そんな余力を自身の中に見つけた時。
ちっぽけだけど自分の経験からそう信じているし、
立派な人が考える立派な「復興」に対して、
1人ひとりの心の復興とはそんなものではないかと思っています。

去年からご縁をいただいている岩手日報の現場のみなさん、
今回もボクにお声掛けくださったADの横尾美杉さん、
絵のモデルになってる東北ですれ違った愛しきみなさん、
ありがとう。
月末からの熊本で、さらにこのご縁を深めてまいりますね!

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