clammbon 20年
発売と同時にチケットとって
九段下の駅を出て人波と共に坂を登り
牛ヶ淵から大手町方面の風景を眺め
田安門をくぐってひとりで武道館へ
そんなルーティーンを守るのが正しいと思い
実際そんなライブだった
終演後バックステージパス受け渡しのメッセージが届くが、
それは丁寧に辞退し、人波とは逆方向に歩き、
北桔橋門から東京タワーの見えるコースで友人の店へ。
やはりそうすることが正しいと思えたライブ。
いろいろこみ上げるものはあるけれど
言葉にすると嘘臭くなるので、
全ては自分の表現に昇華しなくちゃと思う。
が、備忘録をひとつ
ピアノトラブルの直後、バンドと会場は一気に近づき
その後何曲も演奏されたはずだけど、
最後の曲の最後の1音までがひとつのグルーヴに貫かれたような、
「ライブ」という1曲を武道館が演奏したような感覚。