BLUES

ACPC_BLUSE的_585
イラストレーションを担当している
音楽プロモーターズ協会(ACPC)の協会誌「ACPC navi」
今回のテーマに「BLUES」をいただき、
音楽にまつわる色々な思いを混在させた絵を描きました。

*本誌の仕上がりや過去作品は以下のリンクで〜
http://www.tis-home.com/amigos-koike/works/121

まさに今「BLUES」と思っていた2015年夏

イラストレーションの仕事は時代を映し出すものですから、
今回のような巡り合わせにも必然を感じます。
(今日偶然見たハナレグミの永積 崇くんのインタビューもBLUSE)

ボクはあらゆるジャンルの音楽を聴いてきて、
音楽の現場も創ってきて、
最先端と言われるものにも触れ続けてきた中、

BLUESと呼ばれる音楽はいつも芯にあるのだけれど、
それがアウトプットの最前線に浮上してくることは無く、

しかし震災以降、ちょっと音楽を聴いてる気分になれる時期が続いた先で、
極私的な時代の最先端の表現としてBLUESが躍り出てきたんじゃなかいと。

いや、実は「癒し」の0年代を通して、
地方の小さな場所で音楽や表現の現場を作り続けた中、
どうにもBLUSEは避けられぬものとして鳴り出していたはず。
(そんなわけで、2008年あたりで全ての流れをぶち切った)

そうして浮上したものは、
マインドをレイドバックさせた「あの頃の本物」をフォローするものでは無く、
あらゆる音楽体験と今の世界のリアルがミクスチャーされたものなんだけど、
その実態はアウトラインをなぞって描けるような状態には無く、
ともかく何かドロッとしたものが心の周りで渦巻いているって感じ。

少なからずのイラつきを伴うこの感じを、
ここ数年LIVEの現場を一緒に創ってきた群馬の高崎のpeace tree の
ボクよりずっと若い人たちに投げてみたら、
創造の鐘が一気に鳴り出したようです。

HANDSHAKE2015_585

10月24日(土) 高崎 peace tree
HAND SHAKE LIVE VOI.8
~そして、おおはた雄一 まっ暗けライブ

・出演:おおはた雄一
   うぐいすパーク(スチールパンワークショップも開催)

・スーパーゲスト:キング☆ジロー   

・ワークショップ:
 小池アミイゴのだれでも絵が描ける
 うぐいすパーク青木くんのスチールパンワークショップ
 & ふさこのコーラスワークショップ

・似顔絵:MOFIN(モーフィン)

・おやじ腕相撲大会「キングへの道!!」

・0pen:15:00~21:00

・料金:¥3.000-
 小学生以下のお子様は無料。

※チケットは店頭販売のみ。
LIVE前日までに店頭受け渡し販売となります。

★問い合わせ/peace tree
★027-363-2003
peacetree2009@rose.plala.or.jp

もし東京方面、もしくは遠方より参加希望の方があれば、
ボクまで連絡ください。

おおはたくんと久々の現場。
オファーを前に腹割って話しました。

『ギター抱えてぶらりやってくる中年男性のゆるゆるしたライブ』ではなく、
イラつき抱えながら暗闇で孤独をかき鳴らす24~5才あたりのしみったれたBLUES、
そんなもんに出会いたいと。

何かあれば責任は全部オレが負います。

peace tree のHANDSHAKE LIVE
去年はハナレグミの出演でピースフルなこと全てやりつくしました。

peaceな樹の下で

そして
「BLUES、いいっすねー!」という若い子たち2015の声

音楽が売れなくなり、
フェスが音楽体験の当たり前になっている今、
予定調和の鎖をぶった切って
暗闇に本気のBLUESを解き放ってみたいんだよね。

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