20110428


「あわ〜いピンクの八重さくらをHさんへ」

4月28日、吉祥寺にじ画廊で行われた
Hちゃん LIVE とボクの「誰でも絵が描けるワークショップ」

その中で生まれた作品です


=カタクリの花=
「あたたかい 春の日に 
 お天気の よい日に
 気持ちよさそうに咲く花
 くもりの日
 あたたかくない日は
 じっと 花をとじている
 何かを待っているように」

311以降5回続いたワークショップの中では
もっとも少人数の15名での作業

しかし
参加者の年齢は小学生から75才の女性まで


「ピンク色のお花」「小さい花たくさん」「まるい葉」

Hちゃんの唄が創ってくれた
花の空間の深い親密感

そのごく個人的な関係の間にコトバを添えて
絵に変えてゆくワークショップ


「小さなかわいい花たくさん」
「たくさん たくさん」
「すっとした茎」
「元気な葉」

今までのワークショップでは
ちょっと大きなマトを設定し過ぎていたかもだね、オレ

今回、
Hちゃんをこの場所に呼び込んだ意味を
みんなが作り出した作品の中に発見

「未曾有」な事態を目の当たりにして
でもボクたちが出来ることは
1人ヒトリの間を豊かなコトバで埋めてゆくこと
それは闘いのようでもあるね

それが分かっていても
ボクは311の混乱の中に在り
混乱したままのコトバで
ワークショップを進めていたのかもだね

そんな気持ちを静める力が
Hちゃんの唄にあるように感じてたんだ


「ピンク色の白いきれいなお花」
「大きなお花が少しあって、まわりに小さなお花がたくさんある」
「たまに赤とかオレンジも混じっている(黄色があってもいいな)」
「いいにおいがする」

こんなライブをチャリティーにすることはカンタンだけど

でも
ボクたちはボクたちの間を豊かなコトバとイマジネーションで埋めることから始めた

この日集まってくれたみんなの
明日へのスタートラインが見えたような

ささやかだけど
ホントに豊かな時を共有出来たように感じました

最後に

ひとつ 音がなったら ぱっと咲く
かかえきれない たくさんの花
まだ つぼみもあってもよいのです
はなさんがうたったら 咲くから
だいじょうぶ


吉祥寺にじ画廊でのワークショップ&LIVE
残るは5月5日のこどもの日

○「花、花、花*花」
小池アミイゴの誰でも絵が描けるワークショップ
& こじまいづみ(花*花)LIVE

1st.14:00~
2nd.17:00~
参加費:500円

子供ウエルカムな1日!オトナもコドモも一緒になって、グインと花の絵を描きましょう!
描いた絵をギャラリーに飾ったら、花*花のこじまいづみさんが唄の花を咲かせてくれます!

1st.は定員一杯になりました
2nd.はもうちょっと余裕があります

ご予約は
にじ画廊までお願いいたします。

=にじ画廊=
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10
(JR中央線 吉祥寺駅より徒歩4分)
tel 0422-21-2177
nijigaro@smile.ocn.ne.jp
http://www12.ocn.ne.jp/~niji/

そして
小池アミイゴ作品展「その辺にさいている花」
5月10日まで
http://bit.ly/eRVhkL

5月1日から作品の販売を始めるつもりです

コメント / トラックバック 2 件

  1. ki-machan より:

    にじ画廊の窓から見えた
    嵐のような緑のうねり。

    そんな風にこころも
    少しぐしゃぐしゃしていました。

    だけど、小さな花たちの集まりは
    手から手へ つないだり
    受け止めたり
    すくい上げたりして

    ぐしゃぐしゃに踏みつぶすことなく
    はなさんのとこまで、
    花を届けることができたかな?と、
    思います。

    ほ〜んと、なんともいえない時間が
    また生まれましたね〜。

  2. >ki-machanさん。

    届いたよ

    そして、蕾が開き始めたのを見ました。

    参加ありがとね!!

コメントをどうぞ