182ヶ月め


今日は2011年3月11日から5,540日
791週3日
15年2ヶ月
182回目の11日です。

写真は今日の群馬の前橋の敷島。
昨年も同じ時期に、それはそれは美しい光の風景に出会えた場所です。

昨日、5月10日は群馬のみどり市の山間の東町エリアの花輪で開催していた、みんなで花輪の街を歩いてスケッチして気持ち良い色で塗るワークショップで生まれた絵の展覧会「はなもも展」最終日として、旧花輪小学校記念館のギャラリースペースで、ワークショップに参加してくれたみなさんとお話ししたり、似顔絵間バッチを作ったりしていました。

地元で生まれ育って土木の仕事を通しみどり市に貢献されてこられたおやっさんがすごい絵を描いたワークショップ。
今回のおやっさんが来てくれて、色々差し入れてくれて、「花輪をもっと盛り上げるには」というテーマでわちゃわちゃ語り合って深夜まで強烈オヤジ呑み。

その土地をどうしたらいいのか、その答えはその土地の人の心の中にちゃんと埋まっている。
震災後の東北のあちこちでやってきたこと、気がついたことが、今故郷群馬で生かすチャンスを得ていること、とてもありがたく思います。

にしても、その土地で生きてきた方が素直にアウトプットした表現に敵わないなあ〜。
そして、なんだよ?この少年のような表情は。。

こんな表現が日本中で当たり前になった上で、自分のようなものがプロとしてやるべき仕事を見極め形にする。
ちょっと遠回りだけど、これからも焦ることなく実現してゆきたい社会のあり方、そして自分の仕事のあり方です。

諸岡のおやっさん、そしてこの日この場所でご一緒してくれたみなさん、
みなさんの心の中に埋まっている「こんな生き方をしたい」「こんな場所で行きたい」という答えを出し合い、みんなが共有出来る価値を言葉にしてゆけたら、きっと花輪という場所は「花輪ならでは」という価値において日本のトップランナーになると思うんよ。

そんなことが出来るよう、自分は自分がやってきたことを駆使し尽力してゆきますんで、これからもよろしくお願いします!

そして今日は冒頭の写真を撮影した前橋で、今後の企画ワルダクミ会議と街のフイールドワークを自転車と徒歩で。
アートを起爆剤としたまちなかの再開発が注目される「まえばし」という場所ですが、この季節車で5分も走れば美しい光が溢れる爽やかな風景に出会えます。

こうしたことがどれだけすごいことなのか?
長い時間かかってしまったけど、やっと気がつくことの出来たボクは、以前よりちょっとだけ解像度高く街を見ることが出来るようになっているはずです。
そうすると、街を歩くことがほんとに楽しくなる。

この楽しい感覚を、アートや芸術、絵やデザインといわれるものを手段とし、前橋に暮らす人たちにシェアし、叶うなら前橋に暮らす人たちの「幸せ」を更新させたい。

なんだけど、
今回みどり市の花輪と前橋と2DAYSでフィールドワークしてみると、人口が少なく不便と言われる花輪の方が、そこに暮らす人が確かな言葉で地域の魅力を語れているなと気が付きます。


もちろん、みどり市の山間のエリアのひとつの集落というサイズの花輪と、昔からの市街地に加えいくつもの町村が合併した前橋市を比べての話なので、前橋の多様性を誰もが共有出来る端的な言葉で語るのは難しいことです。

それでも明日に向かって進むための推進力にあなるような言葉は見つからないものか?と、昨年の夏から市の職員のチームと重ねてきたセッションと、そこから浮上した前橋の魅力を語る「やさしい余白」という曖昧な言葉を足場に、今日も同チームとブレインストーミング。
行政でこれだけ砕けたワードが浮上するミーティングは無いだろう!というセッションを行いました。

で、こうしたセッションで大切なのは、どれだけ『ひっくり返しても良いちゃぶ台みたいな言葉』を出し合えるかってこと。

思わず苦笑してしまうような突拍子も無い言葉に対し、危機感を伴った飛躍みたいな対案が出される。
そんな飛躍を振り戻そうとする言葉が投げられるも、「普通」や「無難」をひっくり返すちゃぶ台がぶん投げられる。
そこで生まれる変な笑いの隙間から突如ポンと体に響く言葉は浮上する。

良い言葉に良い言葉を掛け合わせてゆくようなことやっていると、途中で何も無くなっちゃうこと多いです。
なので、あえてひっくり返しても良い言葉を交換するようなミーティングのあり方は、これからもっと重要になるはず。

まあ、こうしたミーティングのことを人は「雑談」と呼ぶのだけどね、、

「雑」なるものの身体性や免疫力が救うものは少なくないです。

というわけで、雑なるものからフィジカルに響くシンプルな言葉を導き出せた今回。
この言葉を関わるみんなで共有し、今後出会う人たちに埋まっている答えを引き出し、より強くしなやかな言葉で語れる前橋に出会えるよう、引き続きみなさんよろしくお願いいたします。

 

 

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